ドテラという名前を聞いたことがある人もいるでしょう。友人から勧められて、アロマを買った方もいると思います。
ドテラの製品を買うだけならいいですが、ビジネスとしてはやめたほうがいいです。
理由はネットワークビジネス(MLM)だからです。ドテラの場合、月収5万円を稼ぐためには最低10人のメンバーを集める必要があります。
では、10人のメンバーを集めるためにどれだけの人を勧誘すればいいのでしょうか?
答えは、最低50人~100人です。
特に初めのうちは試行錯誤を重ねなければならないので、見込み客100人前後は必要です。
私もかつて、別のMLMに関わったことがありますが、結局辞めました。その中でドテラを見つけ、ここなら稼げるかな?と思いましたが、やはりドテラも難しいと結論づけました。
ここでは、ドテラのビジネスをやめたほうがいいという根拠をご説明します。
Contents
ドテラはやめたほうがいい?【結論】

製品はいいが、ビジネスはオススメできない
ドテラの商品は確かに品質が良いと評価されています。しかし、会員の勧誘方法や使用方法がやばいと言われています。
確かに、香りの種類も豊富で、「アロマ」と検索しただけで上位5位以内に表示されるほど、アロマ業界では有名です。
一方で、販売員として活動するには、毎月12,000円分の商品を購入しなければなりません。簡単に利益を出せる仕組みではありません。
また、5万円の収入を得るだけでも下部メンバーを10人~20人揃える必要があるようです。ただでさえ怪しいというレッテルを貼られているのに、その中で自分の会員を増やさなければなりません。
メンバーが増えるまで安定した収入を得るのは難しいです。勧誘活動に力を入れすぎると周囲との関係も悪化することがあります。
これが、ドテラのビジネスをやめたほうがいいという理由です。
どうしてもやるなら、製品への愛が必要
それでもドテラのビジネスを進めたいというなら、自分が心からその商品を気に入っていなければできません。
単にお金を稼ぎたいという理由だけで始めると、対人関係が悪化して相当なストレスを感じることになると思います。
ネットワークビジネスは、ただでさえ怪しい目で見られているからです。どんなにアロマがいいものであっても、マルチというレッテルを貼られてしまいます。
その悪評に負けないくらい製品と会社を信じ続ける必要があります。私の所属していたMLMの成功者の中には、親子絶縁まで至ったという人もいました。
ドテラをやめた方がいいと言われるやばい理由

ネットワークビジネスである
ドテラはやめたほうがいいという一番の理由は、ドテラがネットワークビジネスであることです。
ドテラは、人を紹介して商品を購入してもらうことで報酬を得る仕組みです。文字で説明すると簡単に思えるかもしれませんが、実際には簡単に成功するものではありません。悪評の中で勧誘を続ける必要があるからです。
「ドテラってやばいし怪しいよね」
「ねずみ講じゃないの?」
「そんなビジネスやめたほうがいいよ!」
新しい人を勧誘し続けなければ収入が増えません。だから、人間関係に影響を及ぼさずに続けることはまず不可能でしょう。
また、会員を増やすためには多くの時間と労力が必要となります。
値段が高すぎる
ドテラの商品は、一般的な類似品と比べてかなり高価です。オレガノのアロマオイルを例に見てみましょう。
オレガノ エッセンシャルオイル
ドテラ :内容量:15mL 4,100円(会員価格)
O社:内容量:15mL 2,152円 (楽天)
なんと、倍近くの差があります。ほかにも、Amazonでは1,000円を切る製品もあります。
その理由として、高品質な原料の使用や厳しい品質管理が挙げられますが、それでも多くの人にとって手が出しにくい価格帯です。
確かに、製品の品質はいいのかもしれません。しかし、オーバースペックと感じる人もいるのではないでしょうか?こだわらない人なら、市販品で十分と思う人も多いはずです。
高価格であることで、さらに「怪しい、やばい」といった評判が蓄積されるのです。
ネットの評判が悪すぎる
ドテラについて調べると、ネットの評判はあまり良くないもの多いです。ほぼすべてのネットワークビジネスに共通しますが、勧誘関係の悪い評判が目立ちます。
「勧誘がしつこい」
「宗教みたいでやばい」
「家族、友人が洗脳されている」
中にはネットの評判を鵜呑みにして、親のカタキと言わんばかりに攻撃してくる人もいるくらいです。
ドテラの製品を好きすぎる人が強引な勧誘をして、知らないうちに周囲から悪い印象を持たれる可能性もあります。
本格的にビジネスに取り組むほど、こうした悪評が自分に向けられることになります。これが、ドテラをやめたほうがいい理由です。
人間関係にお金のやり取りが発生する
ドテラのビジネスでは、人間関係にお金の問題が挟まることにより関係が悪化する可能性があります。いくらアロマが素晴らしいと言っても、勧誘するのはその人です。
知り合いや友人に商品を勧める機会が増えるからです。無理に購入を勧めたり、何度も誘ったりすると、人間関係が悪化する原因になります。間違いなく怪しい目で見られます。
忘れてはならないのは、「友人関係にお金の問題を絶対に持ち込みたくないという人」が一定数いるということです。
最初は応援してくれた友人や家族も、のめりこみ過ぎると距離を置かれてしまいます。最悪の場合、絶縁に至る可能性もゼロではありません。
会員の勧める製品の使用方法【飲用、肌に塗るなど】
会員の勧めるアロマオイルの使用方法にも問題があるようです。
・高品質だから飲んでも大丈夫
・体の悪いところに塗るといい
ドテラのアロマは、さまざまな使い方ができると言われています。しかし、誤った使い方をすると健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
日本アロマ環境協会では、エッセンシャルオイルを安全に扱うための注意点を発表しています。
・原液を皮膚につけない
・精油を飲用しない
引用:公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)
そもそも、医薬品でもない製品を効果があるとして販売することは、薬機法に違反する行為です。ビジネスとして取り組む人は、絶対にやめたほうがいいです。会社にバレるとアカウント取り消しになるリスクがあります。
直接肌につけたり、飲用したりする方法を推奨する情報もありますが、安全性が確認されているわけではありません。
用途に反する勧誘をするからこそ、「怪しい、やばい」というレッテルを貼られてしまうのです。
ドテラとは
※画像はイメージです。
ドテラは、アメリカユタ州に本社を構える企業です。正式名称はdoTERRAといいます。
エッセンシャルオイルを中心とした商品を販売しています。
この会社は、ネットワークビジネスという方式を採用しており、会員の紹介によって売り上げを増やす仕組みを取っています。
そのため、一般的な店舗では取り扱われておらず、他の会員から紹介を受けて購入する形が基本です。
ドテラの商品を購入するには、会員を通じて注文する必要があります。一般のドラッグストアや雑貨店では扱われておりません。
ドテラの口コミや評判

ドテラのいい評判
ドテラのいい評判をまとめてみました。
・香りがいい
・直接肌にも使える
・べたつかない
・芳香に使える
やはり、製品についてはほとんどいい評判ばかりです。
ドテラの悪い評判
続いて悪い評判です。
・肌に合わないこともある
・高価である
・会員にならないと購入できない
・ネットワークビジネスから購入する必要がある
一方で、価格の高さや購入方法の制限については、不満を持つ人も多いようです。また、販売方法に関するネガティブな意見も見られます。
ただ、この点はAmazonに横流しされているものを安く購入できるので、ドテラの製品だけが欲しい人はECサイトで買うことができます。