転職

バイトのばっくれが楽しい理由8選!電話無視したら?家に来る?損害賠償の事例も紹介

楽しいかもしれませんが、自己責任で!

バイトを突然ばっくれられたら楽しいんだろうなぁ…

アルバイトに無断で行かなくなる、いわゆる「ばっくれ」。

もしやれたら、きっとすごく楽しいと思いますよね?

でも、訴えられたり、家に来られるのは怖い!という気持ちもあると思います。

結論

リスクを許容できるならやってもいい

・損害賠償請求で訴えられることはまずない

・方法を間違えると家族に知られることになる

この記事では、バイトのばっくれが楽しいと感じられる理由や、起こりうるトラブルについてご紹介します。

損害賠償を請求された事例はありませんので、そこだけは安心かもしれません。

もしあなたが、バイトのばっくれを考えているなら、ぜひ読んでみてください。

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目次 [非表示]

バイトのばっくれが楽しい理由8選

大学生は約5人に1人は短期離職の経験あり

実は、大学生の5人に1人は1か月以内のバイト離職を経験しています。

中にはばっくれて辞めた人も当然いるはずです。

別の調査ですが、3‐4日以内に辞めた割合は4.8%になるというデータもあるようです。

つまり、大学生の20人に1人はばっくれを経験していると言えます。

行かなくても出勤した分のバイト代が入る

ばっくれても、働いた分の給料は振り込まれるのでちょっとした楽しみになります。

法律上、実際に働いた時間分の給料はもらう義務があるからです。

そのため、ばっくれたからといって、それまでの給料がゼロになることは基本的にありません。

人に迷惑かけるのが楽しい

バイト先のムカつく人たちが困っている姿を想像し、スカッとします。

理不尽な扱いを受けていた場合、想像するだけで楽しいですよね!

この楽しみは、バイトに関わらず正社員を辞める時にも味わうことができます。

嫌なバイトから解放されて気分が高揚している

ばっくれたことで、業務やプレッシャーから解き放たれます。

特に、嫌な同僚に囲まれバカ忙しい時間を過ごしてきた人にとっては、仕事後のビールよりも爽快感があるかもしれません。

中には、ストレスから解放されたことで肌荒れが収まったという人もいます。

もう二度と行くことがないから解放感がある

二度と顔を合わせることがないと考えるだけで、気が楽になります

憎きアイツともう会わなくて済む…!

思わず楽しくてニヤついてしまいます。

再び連絡が来たとしても無視できると思うことで、さらに自由を感じるようです。

ただし、連絡を無視し続けることにはリスクもあります。

嫌いな人の顔を見なくて済むからうれしい

職場で苦手だった人と関わらなくて済むことも、楽しみのひとつになります。

楽しいというか、ストレスの根源から解放される感じでしょうか?

顔を見るだけで緊張したり、不快になる人っていますよね。

そういう人たちと会わなくて良くなるのがばっくれです。

バイト先が慌てているのが想像できて楽しい

自分が抜けたことで、現場が混乱していると思うとスッとする人もいます。

普段冷たくされていたり、雑に扱われていたりした場合、ざまあみろと感じることも。

考えるだけで楽しそうです。

特に繁忙期にばっくれたときは絶頂モノです。

迷惑かけることでバイト先に恨みを晴らすことができる

理不尽な扱いに対する、仕返しとしてばっくれを選ぶ人もいます。

「もうどうなっても知らん!!」

バイト先に痛い目を見せてやりたいという気持ちが、ばっくれの動機になります。

自分も職を失うことになるので、自爆攻撃ともいえます。

バイトをばっくれたら何が起こる?

バイト先から確認の電話、メールが来る

出勤予定を過ぎても姿が見えないと、まず電話がかかってきます。

その後、メールやLINEを使って連絡が入ることもあります。

当然ですが、バイト先がすることは突然来なくなった人に対しての安否確認です。

この連絡を無視しすると、親に連絡が行き親バレの危険があります。

何かしら連絡しないと緊急連絡先(親)に連絡が行く

本人と連絡が取れない場合、履歴書などに書いた緊急連絡先に連絡されてしまいます

特に未成年や学生の場合は、親に連絡されることが多いです。

ただの軽いばっくれと思っていたら、親にめちゃくちゃ怒られることになるかもしれません。

ばっくれによる影響が自分だけにとどまらないことを意識する必要があります。

損害を起こしたら損害賠償請求されることも

ばっくれによって営業に支障が出た場合、損害賠償請求されるケースもゼロではありません

たとえば、仕事でミスを起こして逃げるためにばっくれた場合です。

2013年、東京都多摩市のそば店で、アルバイト4人が店の食洗器に入るなどのいたずらをした。

店側は倒産に追い込まれ、3300万円の負債まで負った。

アルバイト4人に対して1385万円の損害賠償請求をしたが、最終的に200万円で和解となったという。

もし、故意に数百万円単位の損害を与えた場合は、損害賠償される可能性は高いです。ばっくれても逃げることは難しいでしょう。

バイトをばっくれたときの対処法

メールでもいいので、何かしらの連絡を入れる

気まずくても、何らかの方法で退職の意思を伝えた方がいいです。

バイト先からの連絡を無視すると、次は家に来られる可能性が高いからです。

親に連絡がいく場合もあるので、音信不通は避けるべきです。

電話は無視してもいいが、親に連絡が行くかも

電話が苦手な場合でも、メールなどの手段で連絡を返すことをおすすめします。

無視すると、緊急連絡先である親に連絡が行く危険が発生するからです。

無視すること自体は違法ではありませんが、退職の事後処理がスムーズにいかなくなる可能性があります。

対応しないことで、家族中に知れ渡る可能性があります。音信不通は避けましょう。

バイトをばっくれた後は?

ばっくれたあとでも、最低限やっておくべきことがあります。

・すでに働いた分の給料の受け取り方法確認

・制服など借りていたものの返却 など

連絡を取らないまま放置していると、後からトラブルになりかねません。

バイト先の責任者を怒らせてもいいことはありませんので、終わったこととして放り出さず、きちんと対応しておきましょう。

できる範囲で責任を果たすことで、自分を守ることにもつながります。

ばっくれても働いた分の給料はもらえる

労働基準法第24条で、働いた分の給料は支払われる権利があります。

ばっくれたからといって給料を払わないと言われたら、それは違法です。

ただ、給料を「手渡しするから来い」というのは合法です。

その場合、現金書留で送ってもらうか、銀行振込で対応してもらうように強く要望しましょう。

規定内で減給されることがある

ばっくれによって就業規則違反と判断されると、給与減額の対象になることもあります。

就業規則に「無断欠勤による減給」が明記されている場合があるからです。その場合の減額は違法ではありません

ただし、減給は法律上の制限があるため、過度に差し引くことはできないとを覚えておきましょう。

月給の場合、働いた分の最大で1割しか引くことはできません。もし3割など引かれたら違法です。

給料が振り込まれていない場合は問い合わせる

振込予定日を過ぎても給料が入っていない場合は、すぐに確認が必要です。

給料を振込む気がない可能性があります。

「○月○日までの給与が未振込のようです」と丁寧に伝えましょう。

働いた分の賃金をもらうことは正当な権利ですので、遠慮せず連絡しましょう。

退職届は可能な限り提出する

ばっくれた場合でも、正当な手続きとして退職届を出しておくのが望ましいです。退職届の提出は、法的にも根拠となるからです。

もし退職届を出していない場合、退職日までの賃金計算が正しく行われない可能性があります。

・いつ退職の意思表示をしたか

・退職日は何日か

また、法的には郵送での提出も可能なので、直接出向く必要はありません。

ばっくれたことによる損害賠償の事例

バイトでは損害賠償事例が見つからない

結論として、アルバイトのばっくれに対しての判例は見つかりませんでした。

また、損害賠償請求をされても、会社側の非が認められて減額されるケースも多かったです。

バイトテロレベルのことをしなければ、訴えられる可能性はまずないです。

プログラマーがばっくれて480万円の損害賠償請求

バイトではありませんが、ばっくれた入社7年目のプログラマーに480万円の損害賠償が認められた事例があります。

あるプログラマーが業務に関する引き継ぎを何ら行うことなく失踪。

その後競合他社に就職したが、もとの会社に連絡を取らなかった。

会社側はこれを受けて、突然のプログラマーの失踪による失注や外注費の損害賠償を求めて訴訟を起こしました。

これは、プログラマーがばっくれたことで約4,500万円の失注が発生したことなどが実損と見られました。

この判例は従業員が起こした行為の悪質さが認められ、480万円の損害賠償請求が認められました。

バイトの例ではありませんが、実損が大きい場合訴えられる可能性があります。

(知財高裁平29.9.13判決)

虚偽の退職理由で引継ぎをせずにばっくれ【契約解除】

虚偽の退職理由を会社に伝え、引継ぎをせずに退職したとされる事例です。

ソフト・ハードウェアの設計会社に勤務していた従業員が、躁うつ病という虚偽の事実をねつ造して退職した。

就業規則に違反して業務の引継ぎをしなかった。

会社は元従業員に対して1,270万円もの損害賠償を請求しました。

かなり大きい額ですよね。。

しかし、元従業員が起こした反訴により、逆に会社側が110万円の支払いを命じられました。

会社側の訴えが棄却され、見事にカウンターを決めた判例です。

(横浜地裁平29.3.30判決)

インテリアデザイン会社の従業員が入社4日でばっくれ

被告(従業員)が会社に入社したところ、入社後4日間出勤したのみで約1か月後にばっくれ(退職)した事例です。

被告が退職した結果、会社は取引先との契約が解除となりました。

少なくとも1,000万円の損害を被ったといいます。

ところが、会社側にも非があったため、元従業員は70万円及び遅延損害金を支払うことを命じられました。

(東京地裁平成4年9月30日)

まとめ:学生にのみギリ許される特権かもしれない

バイトのばっくれは、確かにバイト先に相当な迷惑をかける行為です。

しかし、私は学生だからこそ、若気の至りとしてある程度見逃されている面もあると思います。

もし、社会人になって正社員をバックレた場合、責任はバイトの比ではありません。

エンキャリ
エンキャリ
逃げ癖がつくのは良くないですが、ずっと労働環境の悪い職場に居続ける必要はないとも思います。

所詮、バイトですし。

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