WEBデザイナーで調べると、あるワードがサジェエストに上がってきます。
「WEBデザイナーになりたいとか言ってる奴」
WEBデザイナーになりたい人は、思わずクリックしちゃいますよね?
WEBデザイナーになりたいならプロに教わるのが一番の近道
結論から言うと、最速でWEBデザイナーになりたいなら、プロに習いましょう。独学だとかなり遠回りになるので、後悔する原因になります。
・成果を出すまでの作業量がわからない
・クライアントが求める基準がわからない
・モチベーションが折れやすい
WEBデザイナーは2020年時点で約20万人。2000年では16.1万人だったので、20年でデザイナー人口は2割以上も増えていることになります。※参考:職業情報提供サイト「job tag」、厚生労働省
また、コロナ禍による在宅ブームにより、家でも仕事ができるWEBデザイナーはより増えていると想像できます。
その中に飛び込むなら、やはり成果を出している人から教わったほうが早く成果を出せます。
サラリーマンの仕事だって最初は上司から教わりますよね?上司という手本がいて、習いながら、1年以上かけてようやく覚えられるレベルです。独学でやったら何年掛かるかわかりません。
しかし、コーチングのプロであれば、未経験から成果を出す方法をちゃんと知っています。つまり、稼げるまでのゴールを知っているんです。
教わった方が良いと言える理由はこの点です。
この記事では、「WEBデザイナーになりたいとか言ってる奴」向けに、WEBデザイナーのメリットデメリットをご紹介します。
目次 [非表示]
WEBデザイナーになりたいとか言ってる奴に知ってほしい仕事事情

決して楽な仕事ではない【実力主義】
WEBデザインの仕事は完全に実力主義の世界です。スキルがないと仕事を取れません。
クリエイティブ系フリーランスのうち、約45%が年収200万円以下というデータがあります。つまり、稼げないWEBデザイナーが市場にあふれているということです。
一方で、30%近くは年収400万円~2000万円まで稼げているので、スキルと実績によって収入が大きく左右される仕事であるとわかります。
出典:株式会社マイナビ「フリーランスの意識・就業実態調査 2024年版(2024年10月調査)」
駆け出しWEBデザイナーの年収は低い
駆け出しのWEBデザイナーの年収は低めです。
厚生労働省の職業情報提供サイト『jobtag』によると、WEBデザイナー20歳~24歳の平均年収はおよそ305万円です。
また、20代のフリーランスWEBデザイナーの50%弱は年収200万円以下です。
フリーランスなら、案件を取れなければ収入はゼロということもあります。
経験を積んで実績を作れば高単価の仕事を受けられるようになりますが、そこに至るまでには時間がかかります。最初は副業から始めたり、アルバイトで経験を積むのが現実的な道でしょう。
WEBデザイナーで最初から稼ぎたい人は要注意です。
会社によっては残業が多い
雇われWEBデザイナーの場合、会社によっては残業が多いとの評判も聞きます。納期前は残業や休日出勤が増えるでしょう。
・年間休日:105.9日
・残業時間:22.4時間
※出典:doda職種図鑑『クリエイティブとは?』、2025年
フリーランスでも例外ではなく、仕事が思うように進まなければ労働時間を増やすしかありません。
もちろん、働き方改革が進んでいる会社もありますが、労働環境は会社によって大きく異なるので、就職前によく調べることが大切です。
ブラックなクライアントもいる
クライアントの中には、無茶な要求をしてくる会社もあります。
・無理な要求をしてくる
・修正を何度も要求する
・過度な修正に対し、相応な対価を払わない
WEBデザイナーは、クライアントと直接やり取りをすることが多い仕事です。
特に、始めたてのフリーランスは「安くても実績を作るために…」と無理をしてしまいがちですが、ブラックなクライアントに使い倒されると、消耗してしまいます。
トラブルを避けるために、ある程度仕事を選ぶスキルと、クライアントとの交渉術を身に付けることが重要です。
未経験から高単価Webデザイナーになる方法
Webデザイナーになりたいけど、「未経験から本当に稼げるようになるの?」と不安に思っている人も多いでしょう。特に「高単価の仕事を取る」ことを目指すなら、それなりの戦略と努力が必要です。ただ闇雲に勉強するだけでは、ライバルが多い業界では埋もれてしまいます。ここでは、未経験から効率よく高単価Webデザイナーになる方法を解説します。
今日から行動する(まずはスクール探し)
Webデザイナーになりたいと思ったら、今日から始められることを考えてみましょう。
・WEBデザイナーになるための道筋を調べる
・WEBデザイナーになる方法についての本を購入する
・WEBデザインのツールを導入する
具体的には、まず何をすればWEBデザイナーになれるかを調べることです。
自分がいつまでに、どれくらい稼ぎたいかを逆算して「学ぶ環境」を整えることが、成功への第一歩です。
スクールを厳選する(独学は厳しい!)
Webデザインの勉強法として「スクール vs 独学」で悩む人が多いですが、早く成果を出したいなら 「スクール一択」 です。
未経験の場合、いつまでに何をすればいいというゴールが分からないからです。
受講生の目的に合わせて目標設定
スキルがあっても案件獲得できなければ意味がない。
途中で投げ出されることがなくなる。
独学で進めることも可能ですが、どんな壁に突き当たってもくじけない強いモチベーションが必要です。それに、間違った方法で進めてしまっても、指摘してくれる人がいません。
スクールなら、プロが作ったカリキュラムで無駄なく学習でき、質問できる環境もあるため、 最短で実践的なスキルを身につけられます。
ただし、スクール選びは慎重におこなうことが大切です。
実務に役立つスキルを教えてくれるか?案件獲得のサポートがあるか?といった、技術力と営業力が身に付くものを基準にして選びましょう。
プロからのフィードバックを受ける
高単価の仕事を取れるWebデザイナーは、 企業が求めるレベルに達するデザインを作れる人です。
そのためには、プロからのフィードバックを受けて、改善を繰り返すことが不可欠です。
たとえば、自分では良くできたと思っていても、発注者が求めるクオリティに満たなかったり、そもそも発注の意図を汲み取れないということも起こり得るからです。
スクールの講師や現役デザイナーにフィードバックを依頼し、どこを改善すればよいのかを考える習慣をつけましょう。
また、クラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスでは、たまに発注者からフィードバックやアドバイスをもらえる案件もあります。
実際の発注者に添削してもらえるので、より実践的になります。
ポートフォリオを作りこむ
Webデザイナーとして仕事を取るには、 「自分がどんな仕事(デザイン)ができるのか?」を示すポートフォリオが必須です。
特にデザインという見た目で成果がわかるものは、ポートフォリオがあるとないとでは、体感受注率が3倍は違います。
ただし、「このデザイナーに頼みたい!」と思わせるような、高いクオリティを目指す必要があります。
受注したい案件を想定したデザインを作る(企業向け、LP、ECサイトなど)
全力を注いだ質の高いデザインを載せる
実際の案件を想定したデザイン(架空の案件でもOK)
ポートフォリオのクオリティについても、やはり実績のある人に見てもらうのが一番です。
最初の3か月は根気強く取り組む
未経験からWebデザイナーを目指す場合、最初の3か月が勝負と言う人が多いです。
私が教わったスクールの先生も、軌道に乗るまでの3か月が一番つらかったと言っていました。
この期間は、壁にぶつかりまくると思います。しかし、最初の1‐2か月で5万円や10万円を稼ぐのは難しいです。
きちんと案件に応募していれば、実績が付き始める3か月目くらいから段々と受注しやすくなっていきます。
ここを乗り越えた人だけが、高単価案件を獲得できるレベルまで成長できます。
最初は低単価の案件がメインになると思いますが、実績が増えるまで焦らず地道に続けましょう。
WEBデザイナーに向いている人とは?
スキルアップを続ける気がある人
常に新しいことを学ぶ姿勢がある人は、WEBデザイナーとして成長しやすいです。
WEBデザインの世界は常に進化しています。近年ではAIの台頭もあり、ますます低スキルのデザイナーは淘汰されるでしょう。
Figma・Adobe XDなどの最新ツールを学べる
デザインのトレンドやUX/UIの知識をキャッチアップできる
コーディングだけでなく、マーケティングとセールス(営業)も学ぶ意欲がある
勉強を苦とせず、学ぶことを楽しめる人はWEBデザイナーに向いています。
丁寧かつ迅速なコミュニケーションができる人
WEBデザインは、ひとりで完結する仕事ではありません。 クライアントやチームメンバーとやり取りしながら、プロジェクトを進める必要があるからです。
特にチームで進める場合では、クライアントだけでなく自社側のスタッフとのすり合わせが必要になる場合もあります。
クライアントの要望を的確に聞き出せる
連絡に対して必ず返信し、確認漏れがない
修正依頼にも冷静に対応できる
「話すのが苦手…」という人でも、webデザイナーの仕事はメールやチャットがほとんどです。
多少話がうまくなくても、誠実な対応さえできていれば問題ありません。クライアントからの信頼を得やすくなり、高単価案件にもつながります。
能動的に取り組める人
WEBデザイナーは能動的に取り組める人に向いています。指示されたことだけをやるだけでは、単価の高い仕事を請けることは難しいです。
クライアントの曖昧な要望を具体化したり、CVRをより高める努力をする必要があるからです。
指示待ちではなく自分から提案できる
クライアントの意図を汲み取り、より良い形にできる
数値(成果)にこだわってデザインの改善を続けられる
フリーランスを目指す場合は特に、 能動的に動かないと仕事が取れません。
改善のモチベーションが高い人ほど、ライバルと差をつけることができます。
根気強い人
WEBデザイナーの仕事は根気強い人に向いています。 成果を出せるまで、PDCAサイクルを回していく必要があるからです。
最初のうちは思うように案件が取れなかったり、スキルが伸び悩んだりすることもあります。それに、案件を取った後も、数字にこだわって仕事をする必要があります。
クライアントの修正依頼を冷静に受け止められる
「うまくいかない」と感じても粘り強く試行錯誤できる
デザインのクオリティを上げるために努力し続けられる
途中で挫折せず地道に努力を続けられる人は、確実に成長できます。
Webデザイナーになりたいとか言っている奴、『就職難易度』を理解しておくべき

現場レベルの即戦力が求められる
Webデザイナーの求人を見ると、「未経験OK」と書かれていることもあります。しかし、実際は即戦力を求められるケースが多いと聞きます。
WEBデザイナーは競争率の高い職種なので、企業としては未経験をイチから育てるよりも、実務経験を重視して採用した方がメリットがあります。
未経験と経験者を比べたとき、どうしても実務経験豊富な方を採用するのは当たり前です。
「スクールで学びました」「デザインが好きです」だけでは、好待遇で雇われることは難しいでしょう。
低スキルのWebデザイナーは飽和している
Webデザイナーを目指す人は年々増えており、低スキルのWEBデザイナーは飽和しています。
2025年現在、キャリアアップのための勉強に対して、経産省から助成金が支給される制度があります。
そのため、実務経験の少ないスクール卒業生が、数年で大量に排出される状況になっています。
WEBデザイン講座やスクールの受講料が破格の安さになっており中には、受講料が通常の80%OFFになるような講座も。
助成金が続く限り、WEBデザインの勉強をする人は大きくは減らないでしょう。
未経験からの就職は厳しい
「初心者歓迎」の求人は確かにありますが、未経験の場合採用されるのは相当厳しいです。
前述したとおり、低スキルのWEBデザイナーは飽和しており、実績とポートフォリオがないと太刀打ちできません。
私もデザイン未経験の時、クラウドワークス掲載求人に応募しまくったときがありました。しかし、ポートフォリオを作りこんでさえ、1社も通らなかったです。
実務レベルのポートフォリオを作る(適当な練習作品ではNG)
企業が求めるスキルセットを把握し、最低限習得する
案件経験を積んで、実績を作る(クラウドソーシングなど)
WEBデザイン業界は激戦区なので、やる気だけでは通りません。実績とポートフォリオの2つが非常に重要です。
フリーランスの高単価Webデザイナーになるメリット3選!

1. 人間関係のストレスが減る
WEBデザイナーになると、 嫌な上司や同僚と、毎日顔を合わせる必要がなくなります。
パソコン1つあればできる仕事でもあるので、自宅でもカフェでも仕事ができるからです。「会社の人間関係に疲れた…」という人にとって、これはかなり大きなメリットです。
職場の派閥や飲み会に付き合わなくていい
苦手な上司や同僚とのストレスがない
案件ごとにクライアントと仕事をするため、合わない人とは関わらなくてOK
もちろんクライアントとのやり取りは発生しますが、相性が悪ければ次から契約しなければいいだけです。 自分で付き合う人を選べるのは、フリーランスならではのメリットです。
今の職場がブラックであればあるほど、フリーランスになるメリットは大きくなります。
2. 働く時間・場所の自由が効く(通勤しなくてよい)
会社員だと朝決まった時間に出社して、オフィスで仕事をするのが当たり前です。でも、 フリーランスのWebデザイナーなら、好きな時間・好きな場所で働けます。
自宅やカフェ、コワーキングスペースで仕事ができる
満員電車に乗らなくてOK
朝型・夜型など、自分のライフスタイルに合わせた働き方ができる
特に、時間の縛りがないというのは大きなメリットです。電車の遅延や道の込み具合を気にする必要がありませんので、ストレスが大きく減ることに繋がります。
また、PC1台あれば仕事ができるので、 地方に移住しながら働くことも可能です。 「会社のオフィスに縛られたくない!」という人には、最高の働き方です。
3. 短い時間で効率的に稼げる
フリーランスは単価の高い仕事を受注し続けられれば、会社員よりも短時間で効率よく稼ぐことができます。
例えば、企業のSNSを運用する「運用代行」の案件をゲットできた場合、1日1投稿するだけで月15万円を稼ぐこともできます。
15万円を投稿数で割ると5000円/1投稿です。
つまり、2時間で投稿を作ることができれば、なんと時給2500円!
案件単価が上がると、ヒラ会社員よりも収入が高くなる
労働時間を減らしても収入を維持できる
逆に言うと、デザインオンリーではなく営業やマーケティングも学ぶ必要があります。
しかし、「労働時間を減らしながら、会社員以上の収入を得たい!」という人にとって、フリーランスはかなり魅力的な選択肢です。
まとめ:最短で成果を出したいならプロに教わるべき

WEBデザイナーは確かに魅力的な仕事です。しかし、オシャレな印象やなんとなく稼げそうといった理由で始めると、心が折れてしまうかもしれません。
「webデザイナーになりたいとか言ってる奴」とネットでは検索されているようですが、キチンと教われば最短距離で案件獲得をすることができます。