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定時で帰る人がムカつく理由7選。早く帰る人の心理とは?【優秀or仕事できない】

あいつなんで定時になったらすぐ帰るの?ムカつく!
3年目営業
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仕事が終わっていないのに定時で帰るなよ!ちゃんと仕事しろ!

定時で帰る人を見てムカつく!と感じたことはありませんか?

特に、仕事ができない人が早く帰っているのを見ると、「定時で帰るってお前、自分の立場わかってんのか!?」と言いたくなることもあるでしょう。

私も以前は、定時で帰る同僚を見るとどうしてもムカついてしまうことがよくありました。

しかし、ある時から定時で帰ることが怖くなくなりました。自分も早く帰ればいいじゃん!」とマインドシフトができたからです。

定時で帰れない理由

・他人の目を気にしすぎているから

・「ノー」が言えないから

・会社自体に問題があるから(定時間際に仕事が発生するなど)

会社自体に問題が問題がある場合を除き、定時で帰ることも夢ではありません

定時で帰れないという理由は、他人の目を気にしすぎていることが原因の場合が多いからです。いくら会社に貢献しても、会社はあなたの人生を保障してくれるわけではありません。

自分も定時で帰ることができれば、同僚に対して「ずるい!」と嫉妬することがなくなります。みんなハッピーです。

あなたも定時で帰る方法を探してみませんか?

Contents

定時で帰る人にムカつく理由【悪いとされる理由】

まだ仕事があるのに早く帰るから

まだ仕事があるのに早く帰る人ってムカつきますよね。

残って残業をしている人がいる中、さっさと帰る人がいると周りの不公平感が大きくなります。サボっていると感じてしまうからです。

頑張っている人ほど、不平を強く感じます。

その人の仕事が自分に降りかかってくるから

本来その人が終わらせるべき仕事が、自分に降りかかってくることもムカつきます。

「なぜ自分がやるの?(怒)」という気持ちになりますよね。

確かに、残業代はもらえます。しかし、他人の仕事をやらされることほど面倒なことはありません。

自分より仕事ができないヤツが先に帰るから

自分より仕事ができない人が早く帰ると、単純にムカつきますよね。

仕事に対してやる気がないように見えます。

感情だけの問題かもしれません。しかし、成果を出せていない人が早く帰るとやっぱりいい気分はしないです。

残って残業している人が損をします。

残業するのが当たり前だと思っているから

残業するのが当たり前だと思っている人にとって、残業しない人は「悪」になります

定時に帰る=常識に反していることになるからです。

・残業してでもみんなの仕事を手伝うのが当たり前

・そもそも残業は毎日やって当たり前

また、会社によっては、残業時間が人事評価の基準になっている会社があります。

すると、残業しない=良い評価を得られないことになり、余計に残業が当たり前の文化が形成されます。

サボっているように見えるから

忙しい時期に定時で帰る人は、「仕事をやる気がないのでは?」と思われる場合もあります。

実際には効率よく働いているだけかもしれませんが、周りの人よりも早く帰ったという事実は残ります。

仕事を時間で評価する上司からは、余計にサボっているように見られます。

協調性がないから

「みんなで頑張る」という価値観が強い職場では、定時に帰る人は「協力する気がない」と見なされます。

・みんなと一緒の行動をするべき

・みんなが残っているなら、早く帰るべきではない

確かに、「みんな一緒に」という価値観が正しいとは限りません。しかし、そのような職場では、早く帰る人が浮いて見え、ムカつく存在になってしまうのです。

新人のくせに早く帰るから

年功序列を重んじる会社にとって、新人が早く帰ることは許せない行動です。

極端な場合、「先輩よりも早く帰ってはならない」という暗黙のルールが存在することもあります。

私の経験則ですが、この考え方は上下関係が強い組織にありがちです。面と向かって「お前ムカつくんだよ!」と言われる可能性もあります。

定時で帰る人の特徴【プラスの理由】

仕事を早く終わらせる人

単純に、手際がよくて仕事が早い人は定時に帰りやすいです。無駄を省きながら効率よく業務を進めているような人です。

成果を出して会社に貢献さえしていれば、別に定時に帰っても問題ないでしょう。

社風にもよりますが、仕事が早く終われば周囲が残業している中でも、余裕をもって退社できます。

優先順位をつけるのがうまい人

期限や緊急性に応じて、仕事の優先順位をつけるのがうまい人も早く帰りやすいです。

優先順位の高い仕事から着手し、緊急でない仕事は翌日に回すといった、賢く仕事を進める方法です。

状況にもよりますが、残業時間は確実に減らせます

残業に対する意識が違う人

定められた時間内で最大限の結果を出そうとする人です。「長く働くことが正しい」という固定観念に縛られません。

この考え方を持つ人はダラダラ残業はしませんし、効率を追い求めます。

もちろん、最低限の残業はしますが余分な残業は嫌います。この考え方が定時退社を可能にします。

「ノー」が言える人

私の周りにもいますが、「ノー」が言える人は早く帰ります

上司が仕事を気軽に頼めないからです。上司からの無理な依頼に対して、きちんと断る勇気を持っています。

「今の仕事を今週中に終わらせないとなので、その仕事は受けられません。」

「その仕事って〇〇さんがやるべきですよね?あの人が担当なんですから。」

上司にノーが突きつけられる人は、自分のペースを確保することができ、余裕を持って帰れるのです。

スケジュール調整がうまい人

事前に予定を組み、どの仕事にどれだけ時間を使うかを把握している人です。

「〇〇日までに△△の仕事を終わらせる必要がある」

スケジュールを立てられる人は、仕事のペース配分もキチンと決められるので、効率の良さを生み出します。

自分の生活を大切にする人

仕事以外の時間を大切にしている人は、定時退社するために頑張ります。家庭や趣味など、仕事以外にも大切なことはたくさんありますよね。

確かに、仕事は人生にとって外せません。しかし、いくら頑張ったと言って、会社が社員の人生に対して責任を持つことはありません

定時で帰ることは、会社からの評価は低下するかもしれませんが、一つの選択肢なのです。

定時で帰る人の特徴【マイナスの理由】

仕事に情熱がない人

職場に来てお金がもらえればいいと思っているタイプの人です。

・昇進に興味がない人

・残業が嫌いな人

仕事自体へのモチベーションが低いので、定時内で成果を出すつもりもありません

「ただ時間を過ごしているだけ」と見えるので、周囲の反感を買いがちです。

不真面目な人

仕事において責任から逃れることばかり考えているタイプです。一言でいうと、責任感がない人です。

・上司が何とかしてくれると思っている

・責任を人になすりつける

・言い訳は達者

残業をしないどころか、時間内の仕事でさえパフォーマンスを上げようとしません

自分で責任を取ろうとしないので、上司や同僚が被害を受けることになります。

周囲への配慮がない人

自分さえよければいいと思っているタイプです。

・自分の仕事さえ終わればいいと考えている

・仕事を割り当てられた人がやり遂げるべきと思っている

自分の仕事は終わらせているので、帰ってはならない理由はありません。しかし、あまりにも配慮がないと反感を招きます

他人の仕事を手伝うことも重要ですが、度を過ぎると自分が時間を奪われます。そのバランス取りが難しいです。

定時で帰ることのデメリット

査定に響く

会社によっては、残業時間の長さが評価基準になることも珍しくありません。

噂レベルですが、同僚より売上を上げているのに、同僚より残業時間が少ないという理由で査定を下げられるという話も聞きます。

会社によりますが、長時間労働をして頑張っている姿をアピールしないと、評価が下がる可能性もあります。

仕事を増やされる

定時で帰り続けると、仕事を増やされてしまう可能性があります。

定時に帰る人を見て、余裕があると判断する人もいるからです。

少しずつ増やされるならまだいいです。人によっては、定時で帰ることを気に入らなく思って、大量の仕事を押し付けてくる可能性があります。

結果として、自分の負担が増える恐れがあります。

一部の社員に嫌われる

周囲が残業をしている中で帰ると、妬む人が現れます

「自分たちは頑張っているのに、早く帰るのはずるい!」という考えを持つ人が少なくないからです。労働環境が悪い職場でありがちです。

「協力する気がない」と誤解されることもあります。職場での人間関係が悪くなるきっかけにもなります。

残業代が稼げない

残業代が重要な収入源になっている人にとっては、定時退社をすることがデメリットになります。

1か月で残業が10時間減ると、手取りで1万円~2万円は減ることになります。

完全に個人的なデメリットですが、生活に直結する問題になる場合もあります。

定時で帰れない人の特徴

人の目を気にしすぎている人

早く帰ったら周囲からどう思われるかが気になり、必要以上に残業をする人もいます。

「ここで帰ったら変な目で見られるな……」

「あの人が帰るまでは残ろう…泣」

会社での立場が弱い人にもありがちです。他人の視線が行動の妨げになってしまいます。

残業が当たり前の会社で働いている人

長時間労働が当たり前の会社では、定時で帰ることが難しくなります。

残業しない=手を抜いていると見られるので、ダイレクトに査定に影響するからです。

この場合、個人の努力では解決が難しいです。

「ノー」が言えない人

他人からの依頼を断れない人は、際限なく仕事を抱え込むので、残業が増えてしまいます。

・「今は忙しい」が言えない

・「自分の仕事ではない」と主張ができない

断れない人は、上司も仕事を振りやすいので仕事量が増えがちです。

スケジュール管理が下手な人

時間配分がうまくできないと、必要以上に業務に時間が掛かるので、定時での退社が困難になります。

今やらなくてもいい仕事を優先したり、逆に優先度の高い仕事を後回しにしたり…(私のことです)

会社の会議が長い

会議の時間が無駄に長い場合、定時に帰れるよう仕事を調整することが難しくなります。

これも、個人の頑張りで何とかできる範囲ではありません。極端な話、会社を変える(転職)しかないと思います。

会社の労務管理がずさん

労務管理がずさんな会社では、社員が定時退社しにくい環境になりがちです。

社員の仕事量を把握していないからです。

特定の社員に仕事が偏ったり、逆に仕事の少ない社員が発生したりと、いびつな環境になります。

定時に帰るためのコツ

人の目を気にするのをやめる

まず、周りの目を気にすることをやめてみましょう。ただ、すぐには難しいと思います。

その為に、まずは1週間だけでも定時で帰り続けてみましょう。しれっと「お先に失礼しま~す」と言って帰るのです。

よほどのブラックでない限り、1日2日くらいなら意外と帰れるはずです。

その際、絶対に申し訳なさを出してはいけません。「悪いと思っているのに帰ろうとしている」という態度が伝わってしまうからです。

自分の仕事が終わったら帰るというスタンスを定着させることが大切です。

最低限自分の仕事は終わらせておくことが条件です。

定時までに成果を出す

時間内に成果や数字を出すことで、誰も文句を言えない状況を作ります

そのためには、仕事の密度を大きく上げる必要があります。

・1週間の予定を全て洗い出して、やり遂げる覚悟を持つ

・自分以外にもできる簡単な仕事は、事務の人にお願いする

効率を意識した働き方がポイントです。

業務改善を継続的に行う

作業の手順を見直し、無駄を省くことで仕事のスピードを上げます

その際、何を新しく始めるかではなく何をやめるかの方が重要です。

やらなくてもいい仕事を1つだけでも選んで、その代わりに新しいことを始めることをオススメします。既に忙しいはずなので、新しいことを始める余裕がないからです。

私の場合

・社外に書類を郵送するとき、送付状をつけない

・社内ルールをバレないように無視する(絶対にいらないと思うものだけ)

・電卓の手計算をやめて、計算は全てExcelで行う

日々少しずつ工夫することが重要です。

PC機能を使いこなす

ショートカットキーや便利なツールを使いこなすことで、作業時間を短縮できます。

私も3年間勉強していますが、誇張なしで作業時間が半分以下になる場合もありました。

時短術

・Windowsのショートカットを覚える

・マクロで自動化してみる

・Excelの各種機能を使いこなす

定時で帰る助けになるだけでなく、疲労もたまりにくくなるのでオススメです。

周りに味方を作っておく

上司や同僚と仲良くなっておくことで、定時退社が受け入れられやすくなります。

感情的に嫌われないことで、自分の要求を通しやすくなるからです。仕事ができなくても、上司のイエスマンになるだけで特別扱いされる場合もあります。

仕事は能力だけでやるものではありません。日頃からコミュニケーションを大切にしましょう。

定時で帰る理由を先に伝える【ウソでもOK】

定時に帰りたい日は、理由をあらかじめ伝えておくことで、周囲の理解を得やすくなります。その際、バレなければウソでも構いません

「地元から両親が来るので」

「病院に行くので」

「親戚の集まりがあるので」

定時で帰れる会社に転職する

どうしても改善が難しい場合は、最終的に環境を変えるのも手です。

自分の力で会社を変えることはまず無理です。自分から働きやすい職場を見つける努力を惜しまないようにしましょう。

定時で帰るべき理由

仕事は人生の一部であって全部ではないから

人生には、家族や趣味など仕事以外にも大切なものがあります。いや、仕事よりも大切かもしれません。

それらを疎かにしないためには、定時退社が必要です。

自分の健康以上に大切なものはないから

よほどの目的がない限り、あなたの健康を損なってまで働くことに意味はありません

長時間労働による疲労は、確実に健康に影響を及ぼします。

最低限の義務は果たしているから

定められた労働時間内に業務を終えることで、最低限の雇用契約は満たせます

確かに、会社や上司の業務命令には、原則従わなければなりません。民法上でも、従業員が理由なく業務命令を断ることはできません。

しかし、法律を盾に業務命令を下してくる上司はまずいませんので、後ろめたさを感じる必要はありません。

残業で身体を壊しても会社は責任を取らないから

残業で身体を壊しても会社は責任を取りません

基本的に会社は責任を逃れようとします。(労働基準法に違反していたり、労働災害の場合は別ですが)

退職したり会社がつぶれたりしたらもう他人なんです。いくら会社に貢献しても、繋がりが絶たれた瞬間に、尽くした意味がなくなります。

自分の身体を守れるのは自分だけです。

まとめ:そこまで会社に貢献する意味があるのか?

まとめ

・他人の目を気にしすぎているから

・「ノー」が言えないから

・会社自体に問題があるから(定時間際に仕事が発生するなど)

いくら残業して貢献しても、会社は従業員の人生を保障してくれるわけではありません

定時で帰る人がムカつく!と思うなら、あなたも定時で帰る方法を探してみませんか?

定時で帰ることを罪悪感に感じる必要はなく、むしろ自分の人生を大切にするべきです。どんな働き方をしたいか?を考えて、自分の生きたい生き方を大切にしましょう。