あなたの会社や家族の中に、なぜかどんどん気力を奪われてしまう相手はいませんか?
その人、実は「エナジーバンパイア」かも。
ただ、エナジーバンパイアは顔や外見だけでは判断できません。
第一印象は高確率でいい人だからです。
邪悪な顔つきをしているのかと思いきや、まさかこの人が!?というケースも少なくありません。
本記事では、彼らの顔にあらわれる特徴と行動パターンから、その正体を暴き出します。
対処法を知っていれば、無駄に心をすり減らすこともなくなります。
ぜひ、身を守るヒントにしてください!
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エナジーバンパイアの顔の特徴

エナジーバンパイアの顔の特徴や正体を解説します。
顔の特徴①:笑顔の第一印象がいい
エナジーバンパイアに共通するのは、第一印象はいい人に見えることです。
表面上では礼儀正しく笑顔もいいので、なんだかよさそうな印象を受けます。そのため警戒心が薄れ、心を開いてしまいがちです。
しかし、時間が経つにつれ違和感が表れてきます。
正体は最初は見えないので、あとから気づくことが多いでしょう。
顔の特徴②:優しい顔に見える
作り笑顔が上手いので一見優しい顔をしています。
実際、付き合い始めの人には優しく接することも多いです。この人部下を気遣ってくれる人なんだ!と心から感じてしまうほど。
ところが、エナジーバンパイアにとって都合の悪いことが起こると、態度がガラッと変わります。
優しいのは、あくまでその人に利益がある場合のみです。
顔の特徴③:笑顔にどこか違和感(目が笑っていない)
これはフシギなのですが、エナジーバンパイアの笑顔には違和感があるんです。
笑っているはずなのに目の奥が笑っていない。まるでヘビが獲物を見定めるように、こちらをにらんでいるよう。
エナジーバンパイアの気分を害しているときは、相手の笑い方でなんとなくわかります。
自然な笑顔は目の奥まで温かいものです。見分けるポイントとして覚えておきましょう。
顔の特徴④:血色が悪い
これも不思議なのですが、エナジーバンパイアは顔の血色が悪い人が多い気がします。
スピリチュアル的なものかはわかりませんが、血のめぐりが悪そうな顔色は不健康さを際立たせています。
本人のエネルギーがないからこそ、他の人からエネルギーを吸い取るのでしょうか?
顔色だけで断定はできませんが要注意のサインです。
エナジーバンパイアの末路は孤立

すでに不幸である
安心してください。エナジーバンパイアはすでに不幸になっています。
不幸だからこそ他人に干渉しないといられないんです。
・自分の不幸を埋めるために他人を支配したがる
・人が離れていくからこそ他人に干渉したがる
・自分が不幸だからこそ自慢せずにいられない
だから、あなたが離れるだけでその人はどんどん不幸になっていきます。他人の気力を吸い取り続けることでしか自分を維持できません。
周囲の人々が徐々に距離を置き始め、頼る先を失って孤立してしまいます。
もしその人が会社の権力者であってもです。
ただ、一緒に不幸になるのは意味がないので、その人から一刻も早く離れる努力をしましょう。
エナジーバンパイアの正体

ではエナジーバンパイアの正体は何でしょうか?
答えは、「自分に自信がないサイコパス」です。
正体①:人が嫌がることをわざとする
エナジーバンパイアは機嫌が悪い時に他人が嫌がることをしがちです。
自分が嫌な思いをしているから、他人を自分と同じレベルまで引きずりおろそうとします。
「八つ当たり」にも近いです。
あえてトラブルを起こし、相手を消耗させる「気力狩り」が目的ともいえます。
正体②:他人をコントロールしようとする
エナジーバンパイアは他人をコントロールする人も多いです。
他人を従わせることで自尊心を保とうとするからです。コントロールされると気力を削がれてしまうので、非常に面倒です。
正体③:ネガティブで他責思考が強い
自分に降りかかる不幸を他人のせいにします。
・部下が仕事の手を抜くから
・家族がわかってくれないから
・政治が悪いから
と、責任転嫁を連発。
ネガティブ発言ばかりなので、さらにエネルギーを奪われます。
問題解決が目的でなく、攻撃対象を作ることで発散しているのです。
正体④:自己中心的で人の意見を聞かない
他人を中心にするという感覚がないため、人の意見を聞きません。
相手の視点に興味を示さず、一方的に持論を押しつけることもあります。たとえ、意見を聞くと言っても自分の中の結論を崩すことはないのです。
「自分が正しい」という前提が揺らぐことはありません。
対話ではなく、一方通行の情報発信に終始しているのです。
正体⑤:プライドが高くマウントを取りたがる
会話の端々で、自分の優位性をちらつかせる発言をすることが多いです。
・過去の営業実績や数字
・過去の留学経験
・学歴
自分に自信がないので、相手を見下すことで満足感を得ます。
マウントの矛先は常に弱い立場に向けられるため、防御しにくいのが厄介です。
正体⑥:依存が強く他人の気を過度に引く
自分に関心が向けられているかを常に気にしています。
もちろん、自信がないからです。
気に入った人間に対しては独占欲が強いのも特徴です。
注目を集めることで安心感を得て、周囲の人間関係にダメージを与えます。自分の価値を他人の反応で測るやり方が、エネルギー吸い取りの温床です。
正体⑦:共感力が皆無(他人の気持ちがわからない)
結局のところ「共感力がない」というのが結論です。
悲しみや苦しみを理解できないため、相手の感情に寄り添うことができないのです。
共感力が欠如しているので、そもそも共感を求めてもムダです。
本来あるべき思いやりのやり取りが成立しないのが、最大の特徴です。
エナジーバンパイアから身を守る対処法

次に、エナジーバンパイアから身を守る方法を解説します。
心理的な距離を置く(結界を張る)
相手の言葉をすべて受け止めず聞き流す技術を身につけましょう。
会話中に興味のあるフレーズが出ても、心の中に「これは自分の問題ではない」と線を引きます。
共感してしまうとエナジーバンパイアは喜んでしまうので、さらに話しかけてこようとします。
自分の感情を動かさないよう淡々と受け流すイメージです。
物理的な距離を置く
次に、物理的にも距離を置きましょう。
距離を置くことで接点も減るからです。
・対面時:対角に座りましょう。
・昼食:離れて取りましょう。場合によっては外出。
・飲み会:あなたを守ってくれそうな上司の近くに座りましょう。
近づきすぎると、相手のペースに巻き込まれやすいです。
距離を置くことで心の平静を保ちやすくなります。
エナジーバンパイアが社内にいる場合、転職も選択肢に入ります。
肯定も否定もしない(議論を避ける)
相手に乗せられそうになったら、あいまいな返答でかわします。
肯定すると仲間にされ、批判すると攻撃の標的にされるからです。どちらに転んでもいいことはありません。
深く同意も批判もせず中立の立場をキープすることが重要。話題がエスカレートしないうちに、話題をそらすのがコツです。
親切にはしないが拒絶もしない(つかず離れず)
相手に過剰な世話は焼かず、必要最低限の対応にとどめます。
完全にシャットアウトすると波風が立つからです。適度な距離感を維持すべき。
可能な限り深入りせず、中立な姿勢を示しましょう。
酷い場合は録音して記録する
言動がエスカレートしたり理不尽が続く場合は、証拠を残します。
社内のエナジーバンパイアは高確率でハラスメントをするからです。
客観的な証拠を残すことによって、ハラスメントのエスカレートを止める武器になります。自己防衛の一環として準備しておくと安心です。
はっきり「嫌だ」と伝える
場合によりますが、嫌だと伝えることが有効な場合もあるかもしれません。
相手によっては、嫌と言う意思表示を理解してくれる可能性もあるからです。
ただ、重度のエナジーバンパイアには使えません。拒否=敵対ととらえられる可能性が高いからです。
嫌という意思を簡単に伝えられないのが、エナジーバンパイアが厄介な理由です。
【その人、近づいて大丈夫?】エナジーバンパイアチェックリスト

エナジーバンパイアを30年間見てきた私が、チェックリストを作りました。
参考にしてみてください。
5個以上当てはまったらエナジーバンパイアと言っていいでしょう。
✔ 初対面時と半年後の印象に違いがある。
✔ 口では優しいことを言うのに、行動が伴わない
✔ 笑顔に違和感があり、目が笑っていない
✔ 顔色がくすんでいて血色が悪い
✔ 会話が終わると、なぜか自分だけが疲れている
✔ 他人をコントロールしようとする言動がある
✔ 失敗や不満を他人のせいにするクセがある
✔ 自分の話ばかり続け、あなたの話を聞こうとしない
✔ トラブルが起きたときに悪者を作りたがる
✔ 断ろうとするとしつこく引き止められたり、罪悪感を煽られたりする
まとめ:エナジーバンパイアの末路は孤立

エナジーバンパイアは他人からエネルギーを吸い尽くします。
それでしか存在価値を得られないからです。
エナジーバンパイアはいずれ孤立します。さらなる不安や焦燥感に苛まれることになるでしょう。ますます攻撃的になる場合もあります。
しかし、エナジーバンパイアの末路を見届けるのはオススメしません。
近くにいるだけでエネルギーを吸われるので、早い段階で距離を取ってフェードアウトするのがいいと思います。
社内のエナジーバンパイアから逃げる方法
エナジーバンパイアへの対処法はいくつかありますが、結局視界に入らない状態を作るのが一番。
エナジーバンパイアに最悪な末路を辿らせることにエネルギーを使うよりも、自分の心の余裕が出れば、エナジーバンパイアはどうでも良くなる。
目指すは「ムカついたら辞めればいいや~♪」というぐらいの余裕のある自分(こうなれば無双状態)。
それにはもう一つの安定した仕事が必要です。
ならば、収入の柱を増やすために副業を始めるのがベスト!