転職

S級のバックラー!突然辞める社員の対処法とは?バックラーコピペのド定番。

バックレて辞めた新人のせいで余計な業務を負担することになったけど、誰も助けてくれない!ってときありませんか?

バックレが頻発する原因は会社にある可能性があり、その場合バックレ対策をするのは難しいでしょう。でしたら、自分が変わるしかありません。バックレられてもいいように業務を回す仕組みを作るか、自分がその会社を去るかです。

そもそも会社がバックレる社員を採用したり、社員が離職する環境を作っていたりすることが原因だからです。

S級バックラーについ【コピペ】

ネットの造語であり明確な定義はありませんが、伝説の存在とされているようです。旧2ちゃんねるで有名になったコピペです。

伝説の存在。給料と称して、売場の物やレジの金を強奪して消える最強のバックラー。場合によってはブタ箱逝きであることから、バックラーからも畏怖の対象として見られている。

身の回りでいたら恐ろしいですよね…さすがにここまでして職場を去る人はほとんどいないと思いますが、短期間で勝手に消えるバックラーなら珍しくないのではないでしょうか?

C級バックラーならいますよね?

入って数日、もしくは1,2週間で消える。職場への被害は極僅かだが、バックラー本人の貴重な時間を無駄にすることなく、ストレスも最小限で抑えられるため将来性バツグン。

私が以前いた会社ではバックレまではいきませんでしたが、入社2週間目で退職の意思を伝えて、その翌日から来なくなった人がいました。

まさにコピペに書いてあるようなバックレ方をされました笑

バックレられると何が困るか

確かに、会社が採用に掛けた費用も無駄になりますが、現場社員の負担が増す悪影響もあるはずです。もしバックラーが何人も入ってきた場合、従業員にどのような影響があるでしょうか

・任せようとしていた仕事をずっと自分が受け持つことになる

・業務量が減らず、長時間労働を強いられる

・部下に「どうせ辞めるんでしょ?」という気持ちで接することになる

・後輩や部下が定着しないことでモチベーションが下がる

私は人が入れ替わりまくる職場を2社経験しましたが、明らかに社員のモチベーションが低いです。長時間労働も当たり前で、とてもずっと働いていこうと思えるような環境ではありませんでした。

バックレは本人だけの問題?

「数日で会社を辞めるなんてとんでもない奴だ!」

と真っ先に思いますよね?しかし、それは本人だけの問題なのでしょうか

即日辞めたくなるような環境なのかもしれませんし、いざ入社してみたらとてつもないブラック企業だったのかもしれません。

事実、前述のバックレマンは入社数日から先輩から怒鳴り続けられていました。辞めるキッカケになったのが、交通事故を起こしそれを会社に報告したところ、事務所の外にも聞こえるような声で大罵倒されたことでした。

確かにその人は気弱な印象がありましたが、仕事はまじめに取り組んでいました。こういったケースだと、新人を潰すような先輩を問題視していない会社のほうにも問題があります

なぜコピペのようなバックラーが生まれるのか

・会社が簡単に辞める人材を採用するから

・面接での説明と実際の業務内容があまりにかけ離れているから

・耐えきれないほどのストレスを掛けるから

そもそも、きちんと仕事に取り組む人材を採用すれば少なくとも即日退社されるようなことは防げるでしょう。例えばやたら愛想が良くて、働く意欲が高いように見える人材が応募してきても、履歴書を見て短期離職を繰り返している人であったらバックラーの素質があると思いませんか?

また、新人にきちんと業務内容を説明しなかったり、いきなり抱えきれない業務を与えたりすることも原因になりえます。

共通するのは従業員を軽視する姿勢です。経営者が人の定着に興味がなく使い捨て感覚を持っているであれば、状況は変わらないでしょう。

もしかしたら、人が定着しないのは業界そのものの特徴なのかもしれません。その場合、改善は非常に難しいと思われます。

ではどうすればいい?

経営者が代替わりでもしない限りその方針は変わらないので、会社に期待するのはあまり得策ではないと思います。残る方法は自分自身が変わることです

人に期待せず仕事が回る仕組みを作る

どうせ新人が入ってきてもすぐに辞めるなら、新人を当てにしない仕組みづくりを考えてみましょう。

単純な入力作業→Excelで可能な限り自動化

頻繁にリセットさせる新人への教育→マニュアルの作成

新人への仕事の振り方→重要度の低い仕事だけ回す

自分が会社を移る

それでも対処できない場合は、自分が転職をするのも最後の手段です。短期離職が相次ぐ環境では、よほどのきっかけがない限り改善はされないでしょう。

しかし、こちらはバックレることなく可能な限り円満に近い退職をすることが重要です。転職する業界によっては、将来思わぬところで繋がりを持つ可能性がありますので。

まとめ

要約

・バックレられてもいいように業務を回す仕組みを作る

・自分がその会社を去る

コピペののようにバックレる人はお目に掛かれません。しかし、確かに存在します。

いずれにしても、会社が何とかしてくれるという考えを持たない方がいいと思います。期待を持ち続ける時間がムダになる可能性が高いですので。

バックレと言わなくても、短期離職が相次ぐ会社にいてはあなたも悪影響を受けていると思うので、次のキャリアの計画を立ててみてはいかがでしょうか?考えるだけでもきっと気がまぎれますよ!