悪質案件さえ見分けられれば問題ないです。
クラウドワークスに関して「やめたほうがいい」という声を目にしたことがあるかもしれません。
結論から言うと、3つのポイントを押さえればじゅうぶんに副業として稼げます。
・悪質案件の共通点を見つける
・あくまで小遣い稼ぎと割り切る
・提案文、ポートフォリオ(実績)を作りこむ
悪い評判ばかりにとらわれてしまうと、チャンスを逃してしまいます。
ここでは、ゼロから1か月間で2万円稼いだ私の経験から、クラウドワークス初心者の方に向けて、評判の真相をお伝えします。
これから副業を考えている初心者の方に、少しでも参考になれば幸いです。

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目次
「クラウドワークスはやめたほうがいい」の真相

悪質、詐欺クライアントが非常に多い
まず、クラウドワークスの評判を下げている要因の一つが、悪質クライアントの存在です。
・マルチ勧誘
→雇用形態、夢、1人暮らしかを聞かれる
・スクール勧誘
→初心者募集を掲げる、スクール受講歴を聞かれる
・情報商材の集客
→月30万円!などおいしそうな謳い文句を掲げている
初心者は特に注意が必要で、「初心者歓迎」の文字に惹かれないようにしましょう。
そもそも、わざわざ初心者に仕事を頼む意味って何でしょうか。
クオリティを下げたいのでしょうか?
低単価案件が多い
クラウドワークスの評判が良くない原因の一つは、低単価案件が多いことです。
・ライティング
1文字0.5円~(6000文字なら4時間くらい)→時給750円
・バナー制作
1本500円(30分~1時間)→時給500円~1,000円
・ショート動画編集
1本500円(1.5~3時間)→時給170~330円
副業として始めた初心者にとっては、割に合わないと感じてもおかしくありません。
中には、時給100円を切るような条件の募集もあります。
実績を積むにはちょうど良いかもしれませんが、ずっと続けるわけにはいきません。
良いクライアントと出会うためにも、経験を積みながら目を肥やす必要があります。
単発案件が多い
次に、単発案件が多いことです。
苦労して案件を受注したにも関わらず、一度きりで終わってしまうことは少なくありません
継続を前提としていない案件も多いからです。
もちろん、初心者のうちは単発でも受注実績を付ける必要があります。
しかし、当たり前ですが継続案件を受注できた方が収入は安定します。
副業として安定を求めるなら、1回の受注でクライアントから信頼を勝ち取ることが大切です。
ライバルが多く実績がないと採用されない
クラウドワークスでは、応募者がひとつの案件に集中するため競争が激しくなります。
人気案件になると、100人以上が応募することも珍しくないからです。
ユーザー数:606.2万人
クライアント企業数:95.6万社
(クラウドワークス、2023年12月末時点)
たとえ100件応募しても、採用されるのは5件あるかどうかです。私がそうでした。
当然ですが、評判の良い人に案件が集中するのは仕方がありません。
ただ、工夫次第で初心者でも勝負できます。
実績がない初心者は、人気会員のプロフィールを参考にして書きなおしてみましょう。
システム手数料が高い
次に、システム手数料が高いことです。
クラウドワークスでは、報酬に対してシステム手数料が発生する仕組みとなっています。
報酬額10万円以下:20%
10万円を超え20万円以下:10%
20万円超え:5%
1,000円の案件を5件こなしても、20%が引かれて実質4件分しか振り込まれないことになるんです。
副業として活動する中で、手取り額が思ったより少なくなる原因でもあります。
初心者は最初から高収入を狙うより、手数料も含めた収支を理解しておくことが大切です。
クラウドワークスはやめたほうがいい人

クライアントとの交渉が苦手な人
クライアントとの交渉が苦手な人は、やめたほうがいいかもしれません。
いくらオンラインでできると言っても、発注者との交渉は不可欠になるからです。
例)
・修正回数の上限
・単価
・意図の汲み取り
会社と違い、自分自身で交渉を行う場面が発生します。
メッセージのやり取りが苦手な人は、ストレスに感じるかもしれません。
案件の見極めを面倒くさがってしまう人
案件の見極めを面倒くさいと感じてしまう人も、やめといたほうがいいかもしれません。
クラウドワークスを利用するにあたり、悪質案件の排除は大前提だからです。
見極められないと勧誘やサギに遭ってしまいます。
特に、マルチ勧誘は何千件レベルで転がっています。
高収入や安定した収入を確保したい人
高収入や安定収入を得たい人も、クラウドワークスは不向きです。
高収入が難しい理由→単価が安い&手数料が高い
安定収入が難しい理由→単発案件が多い
安定収入が欲しい人は、サラリーマンで昇給を目指した方が確実かもしれません。
もしこの2つを得たいなら、3か月~6ヶ月間本気で取り組んで、良質なクライアントを捕まえるしかありません。
クラウドワークスに向いている人の特徴

PDCAを回して作業できる人
なぜうまくいかなかったのかを分析し、改善ができる人はクラウドワークスに向いています。
受注率を上げるには改善を繰り返すことが一番だからです。
・なぜ応募に対して採用率が低いのか?
・プロフィールには発注者が欲しい情報を全て載せられているか?
・ポートフォリオはクライアントが求めているクオリティか?
ここを無視して優良案件を受注することは不可能です。
発注者の目に留まるためには、ライバルにアドバンテージを付けることが必須です。
お小遣い程度稼げればいい人
お小遣い程度稼げればいい人も、クラウドワークスに向いています。
逆に月10万~20万円となると、相当なスキルと実績が必要になってきます。
クラウドワークスは、お小遣い程度にはぴったりのサービスです。
スキルや経験を積みたい人
これからスキルや経験を積みたい人にとっても向いています。
クラウドワークスで試行錯誤していくと、様々なことが学べるからです。
・顧客からもらえるフィードバック
・自分でお金を稼ぐことの難しさ、楽しさ
・クライアントへ有効な営業方法
・自己管理の大切さ
特に、自営業(フリーランス)としての心構えは、副業をやっていくうえで必須です。
自己流では、クライアントの求めるレベルに達しているか判断ができません。
場所や時間の自由度が高い働き方をしたい人
場所や時間に縛られない働き方を求める人にとって、クラウドワークスは最適です。
対面のコミュニケーションが発生しない案件がほとんどだからです。
・毎日決まった時間、決まった場所に行かなくていい
・業務委託であれば、自分の好きな時間に仕事ができる
副業に柔軟性を求める人にとっては、適した働き方の一つです。
初心者がクラウドワークスで案件を受注するコツ

ポートフォリオを作りこむ
信頼を得るためには、まず自分のポートフォリオを作り上げることが大切です。
ポートフォリオとは、「自身の作品や実績をまとめたもの」です。
はっきり言って、ポートフォリオがしょぼいと優れた応募文を書いても採用されません。
まず初心者は、流行っている作品をマネして作ってみるといいと思います(丸パクリは絶対にNG)。
ただ、添削してもらえる人がいるなら、その人に監修してもらうのが一番いいです。
採用されやすい提案文、プロフィールを研究する
次に、応募するときに書く提案文とプロフィールを研究します。
いくら能力があろうと、クライアントに伝わらなければ採用されないからです。
・受注数100件を超えるトップワーカーのプロフィールを参考にする
・その人と自分の文章のどこが違うかを追求する
クラウドワークスでは、他のワーカーのプロフィールを見ることができます。
上位ワーカーのプロフィールを真似てみるだけで、初心者でも採用率は上がるはずです。
評判の高いクライアントを選ぶ
初心者が応募する際には、絶対に評判の高いクライアントを選びましょう。
具体的には★4以上です。
欲を言えば★4.5は欲しいです。
・募集するだけで発注する意思のない求人に応募してしまう
・修正依頼ばかりさせられ、納品できない案件に当たる
・まともにコミュニケーションできない発注者がいる
・一方的に契約を切る発注者に当たってしまう
★4以上の発注者でさえトラブルになることがありますので、評価の高い発注者を選ぶに越したことはありません。
低単価でも難易度の低い案件から始める
初心者はまず難易度の低い案件から始めて、実績をコツコツ積んでいきましょう。
受注実績を10~20件ほど積めたら、徐々に高単価案件が取れてくるころだと思います。
クラウドワークスでやめたほうがいい案件

不必要な個人情報を聞かれる案件
仕事に関係のない個人情報を求めてくる案件には、注意が必要です。
マルチ、スクール勧誘、情報商材、アダルト関連など、悪質案件である可能性が非常に高いからです。
・危険度60%
…雇用形態(フリーランスなど)
・危険度80%
…性別の限定
・危険度100%
…同居人の有無、結婚歴、夢、独立の意欲、スクール受講歴、20代限定
特に「20代限定」「夢」「同居人の有無、結婚歴」を聞いてくる案件は、絶対に受注しない方がいいです。
マルチ、スクール勧誘である可能性が非常に高いです。
初心者歓迎と書かれた案件
初心者歓迎の案件もやめておいたほうがいいです。
同じく、マルチやスクール勧誘案件の可能性が高いからです。
お金を払う発注者が、わざわざ素人ワーカーに頼む理由はありません。
『月30万円』など高額な報酬をうたう案件
高額報酬をうたう案件も避けましょう。
クラウドワークスで初心者が大きく稼ぐことは不可能と言っていいです。
こういった案件は、マルチ勧誘や情報商材の販売目的の可能性が高いです。
初心者は特に、内容に違和感を覚えたら応募を控えることをおすすめします。
クラウドワークスでやめたほうがいいクライアント

仮払いの前に作業を求めるクライアント
仮払い前に作業を求めるクライアントは、非常にリスクが高いです。
クラウドワークスがあらかじめ報酬を受け取っておき、クライアントによる検収が終了した段階で、クラウドワークスからワーカーへ報酬が支払われる仕組み。
作業が無駄になる可能性が高いので、仮払い前に作業を進めることは絶対にやめたほうがいいです。
プロジェクト完了数が3件以下のクライアント
いくら募集数が多くても、プロジェクト完了数が少ないクライアントもやめたほうがいいです。
・クラウドワークスを通さない直契約を迫られる可能性がある(規約違反)
・そもそも発注の意図が薄い
このようなクライアントは、応募するだけ時間のムダです。
総合評価が★4未満のクライアント
総合評価が★4未満の相手は避けた方が無難です。
たとえば、★3.8はそれなりに見えるかもしれません。
しかし、クラウドワークスでは低い評価です。
優良クライアントの場合、基本的に★4.5は超えています。
クラウドワークスで体験したトラブル

①後出しかつ3回にわたる修正指示
②スクール勧誘の案件に応募してしまった
③仮払いの前に作業してしまった
①は発注者の評価は高かったのですが、プロジェクトのメンバーがいい加減でした。
後だしの指示を数回に渡り出され、非常に苦労しました。
②は気付かずにスクール勧誘の案件に応募してしまいました。
契約前に気付いたので事なきを得ました。
③は初めて受注した仕事です。仮払いの前に作業を進めてしまい、取りっぱぐれないか不安な数日を過ごしました。
結局お金は払われました。めでたしめでたし。
まとめ:悪質案件を見極められることが大前提

結論として、悪質案件を見分けることができれば月5万~10万円は稼げます。
やめたほうがいい案件も確かにありますが、優良案件もたくさんあります。
クラウドワークスを副業として活用するには、悪質な案件の見極めは必須です。

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