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ブラック企業のワンマン社長!?入社してしまったときの傾向と対策!

ワンマン気質のブラック企業に入ってしまったあなた。

社長の指示がメチャクチャで聞くのが苦痛だけど、あまりにも自信満々な言い方をされると「あれ、社長の言うことって正しいのか??」と思ってしまう時ありますよね?

でも、この記事を読めば、ワンマン社長の行動原理を把握することできます。まずは社長の分析から始めましょう。社長の習性さえわかれば対処の仕方が見えてきます

ワンマン社長

ワンマン気質の社長がいる会社は、以下のような特徴があります。また、一人の王様がトップなので、必然的にブラック企業になりがちです。

・トップダウンでパワハラが凄まじい

・社長に絶対忠誠を誓うイエスマンがいる

・社員の前で愚痴をこぼせない緊張感がある

・勤続10年以上のベテランと入社1年前後の新人が混在

トップダウンが基本で、パワハラが凄まじい

部下から改善の提案をしようものなら、口ごたえに受け取られ怒鳴られまくる。そんな経験ありませんか?

ワンマン社長はコンプライアンスを気にしない人が多い印象です。それってパワハラでは?と思うかもしれませんが、パワハラという概念がないので、部下に言いたい放題です。

社長に絶対忠誠を誓うイエスマンがいる

ワンマン社長でも、仕事は周囲の人と協力しながら進めています。そこで出てくるのが、イエスマンの存在です。

社長に絶対忠誠を誓い、社長の意を100%汲み取ろうという忠実な側近です。イエスマンの問題は、部下を守る優先順位が低いことです。

このような人が上司になると、かばってくれる味方がいない限り、ワンマンブラック企業で生き残ることが難しくなるかもしれません。

私のいる会社では、イエスマン上司のもとについた新人の1年以内離職率が90%以上でした。(驚異の離職率!)

社員の前で愚痴をこぼせない緊張感がある

社長が神様ですので、特に勤続年数の長い人と話すときは注意が必要です。会社や社長の愚痴を言おうものなら、いつの間にか社長に共有されていたりします。

社長の欠点を挙げることは、キリスト教徒の前で聖書を批判するような行為です。会社への本音を誰にも言えないというのは、非常に大きなストレスになります。

勤続10年以上のベテランと入社1年前後の新人が混在

私が勤めている会社では、勤続10年や20年以上のベテランがいる一方で、新人は1年未満のサイクルでどんどん入れ替わっていました。典型的ブラック企業ですね…笑

会社に染まれる人しか残らないので、まともな会社を知っている人やストレス耐性がない人は数か月で辞めてしまう悪循環です。

ワンマン社長の行動原理と対策

では、そんな会社でどう立ち振る舞えばいいでしょうか?

行動がワンパターン

ワンマン社長の行動を良く観察してみましょう。私の会社の社長は以下の特徴があります。

・1日3時間以上喋らないと落ち着かない

・重要な議題があろうとなかろうと、会議はきっちり4時間かける

・事前に相談した決定事項を、締め切りの前日か当日に変更する。

これがわかってからは、「会議が長引くかも…」「事前に決めたけど、絶対後でひっくり返されるな…」という心構えができるようになりました

事前にどのような攻撃が飛んでくるかを予測できれば、心の準備ができますし、それを見越した対策を立てることも可能ですね!

感情のスイッチもワンパターン

良くも悪くも、喜怒哀楽のスイッチがワンパターンです。ということは、ワンマン社長が喜んでくれるポイントを押さえれば、ご機嫌取りが楽になり会社での存在もUPするでしょう。

喜怒哀楽ポイントの例

・褒めて自己肯定感を高めてあげると非常に喜ぶ

・手続きの手違いにより、会社への入金が遅れると烈火のごとく怒る

・バブル時代の話題を持ちかけると盛り上がってくれる

まとめ

喜怒哀楽のポイントを押さえ、気に入られること。絶対に怒らせないことが大切です。限界はあるとは思いますが…

それでもつらいのであれば、その会社から逃げ出すのも一つの手です。いくらワンマン社長の元で感情を押さえつけて働いても、あなたの人生の責任を取ってくれるわけではありません。

ワンマン経営の会社は、必然的にブラック傾向が強くなります。その会社で得られるものと失うものを天秤にかけて、どのように働くかを良く考えながら決めていきましょう!