「お前のためを思って言ってるんだ!」
エンキャリが2社目の会社で出会った、クラッシャー上司の口癖です。
部下を追い詰めて退職や休職に追い込む一方で、自分は出世していく上司。
あなたの周りにもいませんか?
今まで2人のクラッシャー上司と関わってきた私からの意見ですが、クラッシャー上司の末路を見届けようと思わないでください。
近くに居続けるとやがて壊されるからです。
でも、安心してください。
あなたが見届けなくても、クラッシャー上司はすでに幸せではありません。
クラッシャー上司には心から味方してくれる存在がいないからです。
- クラッシャー上司は共感性のないサイコパス
- 近くに居続けると潰される
- でも、実はかわいそうな人
- 最終的には逃げるしかないことも
本記事では、クラッシャー上司の実態とその末路について詳しく解説します。
読み終わった後には、クラッシャー上司への対策や、どのようにすれば逃げられるかを知っていただけるはずです。
もう社長の奴隷になる必要はない!
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目次
クラッシャー上司に耐え続けることが良いとは限らない
クラッシャー上司のもとで耐え続けることは良い選択肢とは言えません。
実際にはクラッシャー上司の行動パターンは変わることはなく、むしろエスカレートしていくからです。
部下が耐え続けることで、クラッシャー上司は自分の行動が正しいと勘違いしてしまうのです。
クラッシャー上司にとって、部下は欲望を満たすコマでしかありません。
耐え続けるよりも、適切な対策を講じることが重要です。
クラッシャー上司の末路5選
ここでは、エンキャリが出会った2人のクラッシャー上司の特徴を5つ解説します。「
末路1:社内で孤立する
クラッシャー上司が絶対に陥る末路が社内での孤立です。
継続的なパワハラ行為により、部下だけでなく同僚や部署内からも敬遠されるようになるからです。
権力はありますが、一緒に仕事をしたいと心から思う人は皆無です。
自己中心的な性格は社内中に知れているため、組織内での立場が弱くなっていきます。
末路2:クラッシャー上司自身がダメージを受ける
皮肉なことに、クラッシャー上司自身も精神的なダメージを受けています。
部下を追い詰め続けることで、周囲からの批判や孤立感が増大し、ストレスが蓄積されていくからです。
クラッシャー上司の多くは、自分の思い通りにしたいという欲求が強いです。
だからこそ、周囲の人間関係が思い通りにならないことに対して、強いフラストレーションを感じます。
末路3:家族からも好かれない
クラッシャー上司は部下から嫌われることはもちろんですが、家族からも好かれない傾向にあります。
- 他人の気持ちが理解できない
- ジコチューな性格は家族にも出る
- 自慢話が家族にもおよぶ
エンキャリの上司は、「3歳の娘以外は相手にしてくれなくなった…」と嘆いていました笑。
末路4:会社からの評価が悪化する
短期的には成果を出していたクラッシャー上司も、時間が経つにつれて会社からの評価が悪化していきます。
部下の退職率が高いことや、チーム内でのメンタル不調者が多いことが明らかになると、マネジメント能力に疑問を持たれるからです。
クラッシャー上司の下では優秀な人材が定着せず、長期的な組織力の向上が期待できないため、昇進や昇格の機会が減少します。
また、360度評価制度が導入されている企業では、部下からの評価が直接人事考課に反映されるため、クラッシャー上司の評価は必然的に低下します。
末路5:降格・左遷させられる
クラッシャー上司の最終的な末路として、降格や左遷があります。
人事部門が問題を認識し、組織への悪影響が無視できないレベルに達すると、管理職としての責任を問われることになるからです。
特に年功序列型の企業では、出世コースから外れるともとには戻れません。
その後の昇進の可能性は著しく制限されることになります。
エンキャリが体験したクラッシャー上司の言動
「こんな仕事小学生でもできる!」
エンキャリが3社目で会ったクラッシャー上司の口癖です。
部下の人格を否定する典型的なパワハラ発言です。
実際にはできるはずもありませんが、部下を貶めて自分の立場を上げるためにこのような発言をします。
珍しいものではないと思いますが、仕事のやる気が30%くらい削られました。
「俺はこの仕事1回で覚えられたぞ!?」
自分の過去の経験を持ち出して部下を責める発言も、クラッシャー上司の特徴的な行動です。
しかし、仕事を1回で覚えられたという話の9割はウソだと思います。
というのも、当時の上司の上司に話を聞いてみたら、「あいつは覚えが悪かったなー」なんて言っていたからです。
やる気を削ぐ以外のなんの効果もない発言です。
「今日の行動を10分単位で報告しろ!」
過度な監視や管理も、クラッシャー上司の典型的な行動パターンです。
部下を信頼せず、細かな行動まで管理しようとする姿勢は、明らかなマイクロマネジメントです。
「お前のためを思って言ってるんだ!」
クラッシャー上司が自分の行動を正当化する際によく使う言葉です。
しかし、実際には部下のためではなく、自分の要求を通すための言い訳に過ぎません。
本当に部下のことを思っているのであれば、部下の気持ちや状況を理解し、建設的なフィードバックを提供するはずです。
「あなたのため」と説教をする人は、大体自分の発言を正当化する言い訳として使っています。
もちろん、部下にとってはこの発言は非常に不快で、むしろ精神的な負担を増大させます。
「優先順位は俺が決める!」
部下の自主性や判断力を完全に否定する発言です。
クラッシャー上司は自分がすべてをコントロールしたがる傾向があり、部下に裁量権を与えることを嫌います。
このような発言を繰り返すクラッシャー上司の下では、部下は自分で考える機会を奪われ、指示待ち人間になってしまいます。
優秀な人ほどこのような環境を嫌い、より自由度の高い職場を求めて転職していくのです。
クラッシャー上司とは?部下を潰して出世する上司
自分だけの仕事は優秀
クラッシャー上司の特徴として、個人の業務能力は非常に高いことが挙げられます。
営業成績や技術力、問題解決能力など、個人レベルでのパフォーマンスは社内でもトップクラスです。
この優秀さが、彼らが管理職に昇進する理由でもあります。
これが非常にやっかいで、実績のない部下は言うことを聞かざるを得ない状況になってしまうのです。
また、自分の成功体験に固執し、それを部下にも強要しようとします。このギャップが、クラッシャー上司の問題行動の根本原因となっています。
自分が正しいと信じて疑わない
クラッシャー上司は強固な自己確信を持っており、自分の判断や方法が常に正しいと信じています。
過去の成功体験が自信の裏付けとなっており、異なる意見やを受け入れることができません。
部下が提案をしても、「経験が浅い」「理解が不足している」として一蹴してしまいます。
バブル世代以上(50代以上)に多い印象です。
共感性が欠如している
クラッシャー上司の最も深刻な問題は、他人の感情や立場を理解する共感性の欠如です。
部下が困っていても、その心理状態や背景事情を理解しようとしません。
クラッシャー上司の必須スキルと言っていいくらいです。
いくら「辛い」と伝えても、聞き入れてもらうことは不可能です。
そもそも共感することができないため、まるで異文化コミュニケーションです。
承認欲求が高い
クラッシャー上司の行動の背景には、異常に高い承認欲求があります。
常に周囲から認められたい、評価されたいという強い欲求が、部下への過度な要求となって現れます。
自分の価値を証明するために、部下にも高い成果を求め、それが達成できないと激しく叱責します。
また、上司や経営陣からの評価を過度に気にするため、短期的な成果を重視し、長期的な組織づくりを軽視します。
部下が優秀な成果を出しても、それを自分の指導の成果として横取りしようとしたり、逆に脅威と感じて潰そうとしたりします。
組織内の信頼関係を破壊し、健全な競争環境を阻害します。
クラッシャー上司は実はかわいそうな人
他人と心から仲良くできない
クラッシャー上司を客観的に見ると、実は他人と深い人間関係を築くことができない、孤独な存在です。
常に上下関係や優劣で人間関係を判断するからです。
対等な友人関係や信頼関係を構築することができません。
プライベートでも職場と同様の支配的な態度を取ってしまい、家族や友人との関係も良好とは言えない場合が多いのです。
彼らは表面的には成功しているように見えますが、心の奥底では深い孤独感を抱えています。
この状況が続くことで、さらに攻撃的な行動に走り、悪循環に陥ってしまうのです。
周囲から腫れ物扱いされる
時間が経つにつれて、クラッシャー上司は周囲から腫れ物のように扱われるようになります。
同僚は必要最小限のコミュニケーションしか取らず、本音で話し合うことを避けるようになるからです。
会議でも発言を控えめにされたり、人事などのナイーブな相談事からは外されたりします。
部下たちも表面的には従っているように見えても、実際には信頼しておらず、機会があれば異動や転職を考えています。
自分では正しいことをしているつもりなのに、なぜか周囲から疎まれていることに困惑し、さらに孤独感を深めていきます。
自業自得ですが、自分自身も精神的に追い詰められることになるのです。
クラッシャー上司に耐え続けた人の末路
メンタルが破壊⇒休職コース
クラッシャー上司の下で長期間耐え続けた部下の多くが、最終的にはメンタルヘルスの問題を抱えることになります。
継続的なパワハラや過度なプレッシャーにより、うつ病や適応障害、パニック障害などの精神的疾患を発症するケースが非常に多いのです。
初期段階では「仕事だから仕方ない」と我慢していた部下も、睡眠障害や食欲不振、集中力の低下などの症状が現れ始めます。
それでも耐え続けると、ある日突然起き上がれなくなったり、職場に向かうことができなくなったりします。
このような状況は、部下の人生に深刻な影響を与え、復職後も長期間にわたってトラウマに苦しむことになります。
突然の無断欠勤⇒退職コース
メンタル不調のもう一つのパターンが、突然の無断欠勤から退職に至るケースです。
クラッシャー上司からの精神的圧迫に耐えきれなくなった部下が、ある日突然出社できなくなります。
会社への連絡すらできないまま欠勤が続き、最終的には自己都合退職という形で職場を去ることになります。
転職活動でも短期離職の説明をしなければならず、キャリア形成に長期的な悪影響を与えることになります。
クラッシャー上司への対策

上司の上司を味方につける
クラッシャー上司への効果的な対策の一つが、上司の上司との関係構築です。
クラッシャー上司は自分より上位の人間には従順な場合が多いため、上層部からの指導や注意は効果的です。
まず、日頃から上司の上司と良好な関係を築き、信頼を得ることが重要です。
業務報告や相談の機会を積極的に作り、自分の実力や人間性をアピールしましょう。
そして、適切なタイミングでクラッシャー上司の問題行動を具体的に報告します。
また、チーム全体の生産性低下や離職率の増加など、組織への影響も併せて報告すると、より深刻に受け止めてもらえます。
クラッシャー上司の行動を記録する
クラッシャー上司への対策として、その問題行動を詳細に記録することが非常に重要です。
自分の正当性を主張する証拠になるからです。
日時、場所、発言内容、同席者、その時の状況などを具体的に記録し、証拠として保存しておきます。
メールやチャットでのやり取りも保存し、パワハラの証拠として活用できます。
これらの記録は、人事部門への相談や、最悪の場合の法的手続きにおいて重要な証拠となります。
人事総務への相談
社内の人事総務部門への相談は、クラッシャー上司問題を解決するための重要な手段です。
多くの企業では、職場のハラスメントに対する相談窓口を設置しており、専門的な対応を受けることができます。
相談する際は、事前に準備した記録や証拠を持参し、事実に基づいて状況を説明します。
感情的にならず、冷静かつ論理的に問題点を整理して伝えることが重要です。
クラッシャー上司に耐えられなくなったら
異動願を出す
クラッシャー上司との関係が改善の見込みがない場合、異動願を提出することを検討しましょう。
異動願を出す際は、キャリア形成やスキルアップなどの前向きな理由を強調し、現在の上司への不満を直接的に表現することは避けます。
人事部門や経営陣は、優秀な人材の流出を防ぎたいと考えているため、合理的な理由があれば異動を認めてくれる可能性があります。
異動願には、希望する部署や職種、異動の時期などを具体的に記載し、自分のスキルや経験がその部署でどのように活かせるかをアピールします。
また、異動により会社全体にどのような利益をもたらすかも併せて説明すると効果的です。
異動が実現すれば、新しい環境で再スタートを切ることができます。
退職願を書いて胸ポケットにしまっておく
精神的に限界を感じている場合は、いつでも退職できる準備をしておくことが重要です。
退職願を予め作成し、「いつでも辞められる」という選択肢を持つことで、心理的な余裕が生まれます。
また、最悪の状況になった場合には、即座に退職手続きを開始することができます。
退職願には、退職理由として「一身上の都合」と記載し、退職日は空欄にしておきましょう。
ただし、退職は最後の手段であり、まずは他の対策を試してみることが大切です。
有給を取って転職活動を進める(欠勤でも可)
クラッシャー上司の下で働き続けることが困難な場合は、有給休暇を利用して転職活動を進めましょう。
転職活動には面接や企業訪問など、平日の日中に行う必要がある活動が多いため、有給休暇の取得は不可欠です。
体調不良による欠勤という形でも構いません。
転職活動では、現在の職場での経験を活かせる企業を中心に検討し、面接では前向きな転職理由を準備しておきます。
新しい職場が見つかれば、クラッシャー上司から完全に解放され、健全な職場環境で働くことができます。
クラッシャー上司のターゲットになりやすい人
クラッシャー上司を脅かすほど優秀な部下
皮肉なことに、クラッシャー上司のターゲットになりやすいのは、優秀で将来性のある部下です。
クラッシャー上司は無意識のうちに、自分の地位を脅かす可能性のある部下を敵視します。
特に、クライアントや他部署から評価される部下、昇進候補として名前が挙がる部下などは要注意です。
このような部下に対して、クラッシャー上司は過度な要求を課したり、些細なミスを大げさに指摘したりして妨害しようとします。
また、他の上司や同僚の前で部下を貶めるような発言をして、その評判を下げようとすることもあります。
仕事ができないのでいじめやすい部下
一方で、業務遂行能力が低い部下も、クラッシャー上司のターゲットになりやすい存在です。
このような部下は反撃する力が弱く、クラッシャー上司にとって格好の攻撃対象となります。
ミスが多い、覚えが遅い、コミュニケーション能力が低いなどの特徴を持つ部下は、クラッシャー上司の格好の標的です。
しかし、実際には単なる人格否定や感情的な攻撃に過ぎません。
このような扱いを受けた部下は、さらに自信を失い、業務パフォーマンスが低下するという悪循環に陥ります。
結果として、メンタル不調を起こしたり、退職に追い込まれたりすることが多いのです。
意見を言ってくる部下
クラッシャー上司は絶対的な支配を求めるため、自分の判断や方法に疑問を呈する部下を嫌います。
たとえ建設的な提案や合理的な意見であっても、クラッシャー上司にとっては自分の権威への挑戦と映ります。
新入社員でも経験豊富な中堅社員でも、積極的に意見を述べる部下は標的になりやすいのです。
このような部下に対して、クラッシャー上司は「生意気だ」「経験が浅いのに偉そうに」といった感情的な反応を示し、頭ごなしに否定します。
また、今後そのような意見を言わせないよう、威圧的な態度で黙らせようとします。
まとめ:クラッシャー上司は部下を破壊するプロ
クラッシャー上司は、部下の自信とキャリアを破壊することに長けています。
彼らの行動パターンは多岐にわたり、パワハラ発言から過度な監視、理不尽な要求まで、部下を精神的に追い詰める手法を熟知しています。
しかし、本記事で見てきたように、クラッシャー上司自身も最終的には悲惨な末路をたどることが多いのです。
社内での孤立、精神的ダメージ、社会的信用の失墜、評価の悪化、そして降格や左遷など、自分が部下に与えた苦痛と同じような苦しみを味わうことになります。
重要なのは、このような上司の下で耐え続ける必要はないということです。
適切な対策を講じ、必要であれば環境を変える勇気を持つことが大切です。
クラッシャー上司から逃げたいけど、転職できる自信がない…
クラッシャー上司から逃げたいけど、転職できる自信がない…
自信がない人は、現状に絶望して「自分には転職なんて無理」と考えてしまう人が多いのが現実です。
正直、記事で紹介した方法を試しても、状況が変わらないこともザラにあると思います。
クラッシャー上司は会社で一定の地位を築いているからです。
であれば、クラッシャー上司に悩むことにエネルギーを使うよりも、会社に依存せずに収入を得る方法に取り組みましょう。
それには本業とは別の仕事が必要です。
ならば、こっそりと副業をやるのがベストです!
本業以外の収入源は必要、そんなことはわかっている。
問題は、色々探したのに ”自分に合った副業がまだ見つかっていない” ということ。
これは私自身がこれまで何度も迷走してずっと悩んできたことでした。
今では、いろんな迷走、経験があるからこそできる、自分に合った副業を見つける新サービス「副業のセカンドオピニオン」をお届け中。
「脱サラするぞ!!」と鼻息荒くしてまで副業に取り組みたいわけでもない。
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