自己啓発

安全唱和のネタ集!使える例文一覧とスピーチで今日の朝礼もヨシ!

現場所長
現場所長
安全唱和のネタが思いつかなくて困った
現場の朝礼担当
現場の朝礼担当
現場がマンネリ化するのを防ぐために、いつもとは違う安全唱和で!

安全唱和ってネタに困るから、自分で考える立場になりたくないと思います。しかし、大勢の前で話すからには、少しはみんなの記憶の片隅に残るようなことを言いたいですよね!

そんな方のために、この記事では安全唱和のネタをご紹介します。また、安全唱和の前後に軽い挨拶をしなければならない場合もありますよね?

もちろん、その時のために挨拶の例文も載せておきました。ご参考になれば幸いです。

出典:全国安全週間の歴代スローガン中央労働災害防止協会

安全唱和のネタ集

今回は中央労働災害防止協会の標語を参考に、安全唱和のネタをご提供します。朝礼などでご活用ください!

2022年「安全は 急がず焦らず怠らず」

急いだり焦ったりする気持ちは、安全をおろそかにさせます。作業中の注意を怠らず、油断せずに作業を進めることが重要です。いくら急いでいても、安全帯は必ず着用し、慌てず落ち着いて作業に取り組みましょう。

「安全は 急がず焦らず怠らず」ヨシ!

2021年「持続可能な安全管理 未来へつなぐ安全職場」

最近はSDGsという言葉が流行っています。現場でも同じで、安全管理は一時的なものではなく持続的に行うことが大切です。正しい手順で作業を繰り返せば、そのうち癖になるので、危険行為を自然としなくなります。

みなさんの未来を見据えた安全な職場環境を、全員で作っていきましょう!

「持続可能な安全管理 未来へつなぐ安全職場」ヨシ! 

2020年「エイジフレンドリー職場へ! みんなで改善 リスクの低減」

近年は現場の高齢化も進んでおり、年齢に関係なく働けるエイジフレンドリーな職場作りが求められています。若手やベテラン関係なく全員で協力して、災害のリスクを指摘しあい、改善しあっていきましょう。

「エイジフレンドリー職場へ! みんなで改善 リスクの低減」ヨシ!

2019年「新たな時代に PDCA みんなで築こう ゼロ災職場」

ゼロ災害を目指すためには、計画・実行・確認・改善の4つのサイクルが必要です。この4つの工程をPDCAサイクルと言いますが、普段みなさんでやられているKYやTBMも、PDCAサイクルの一つです。

全員で改善を繰り返すことが、無事故無災害に繋がりますので、今日もゼロ災を目指していきましょう!

「新たな時代に PDCA みんなで築こう ゼロ災職場」ヨシ!

2017年「組織で始める安全管理 みんなで取り組む安全活動 未来へつなげよう安全文化」

ゼロ災を目指すためには、個人の頑張りだけでなく、組織全体で取り組むことが重要です。自分の班の仲間が危険な状況にいないか?不安全行動を取っていないか?互いに指摘し合って安全に取り組むことで、一層災害を減らすことができます。

安全作業を続けて、今日も一日無災害を達成しましょう!

「組織で始める安全管理 みんなで取り組む安全活動 未来へつなげよう安全文化」ヨシ!

2016年「見えますか? あなたのまわりの 見えない危険 みんなで見つける 安全管理」

現場には、一目見ただけでは見えない危険が潜んでいます。KYで見えない危険を見つけ出して、対策をみんなで考えることが大切です。危険を見逃さない安全意識が、無事故無災害に繋がります。

「見えますか? あなたのまわりの 見えない危険 みんなで見つける 安全管理」ヨシ!

2015年「危険見つけてみんなで改善 意識高めて安全職場」

無災害を達成するためには、危険を早めに見つけ、みなさんで協力して改善することが大切です。改善は一人でできるものではないので、日々のKY活動を徹底して、危険を排除し、安全な環境を作っていきましょう。

「危険見つけてみんなで改善 意識高めて安全職場」ヨシ!

2014年(平成26年度)「みんなでつなぎ 高まる意識 達成しようゼロ災害」

ゼロ災害達成には、みなさんの協力が欠かせません。一人ひとりの安全意識を高め、全員でゼロ災害を目指しましょう。今日も一日怪我無く終わらせ、みなさんが無事故無災害で家に帰れるよう、気を付けていきましょう。

「みんなでつなぎ 高まる意識 達成しようゼロ災害」ヨシ!

2013年「高めよう 一人ひとりの安全意識 みんなの力でゼロ災害」

一人ひとりの安全意識を高めていくことが、ゼロ災の第一歩です。楽したい気持ちに負ければ、いつか大きな事故を起こします。みなさん全員の力を合わせて、今日も無事故無災害を実現しましょう。

「高めよう 一人ひとりの安全意識 みんなの力でゼロ災害」ヨシ!

2012年「ルールを守る安全職場 みんなで目指すゼロ災害」

当たり前ですが、ルールを守ることが現場の安全を守る基本です。しかし、ルールを軽視することで起きる災害が後を絶ちません。毎朝のKYを徹底し、ルールを守ってゼロ災害を目指しましょう。

「ルールを守る安全職場 みんなで目指すゼロ災害」ヨシ!

2011年「安全は 家族の願い 企業の礎 創ろう元気な日本!」

現場でケガをすることは、会社やあなただけの問題ではなく、家族にも心配を掛けます。みなさんがケガをしたとき、悲しむ人たちの顔を思い出してみてください。その人たちのためにも、今日もゼロ災で行きましょう!

「安全は 家族の願い 企業の礎 創ろう元気な日本!」ヨシ!

2010年「みんなで進めようリスクアセスメント めざそう職場の安全・安心」

みなさん、現場にはリスクアセスメントという言葉があります。職場の潜在的な危険を評価して対策をする手段ですが、新しい方は聞きなれないと思いますが、みなさんすでに行っているRKYのことです。

危険を未然に防ぐために、RKYはグループ全員が参加して、危険を見つけることが大切です。

「みんなで進めようリスクアセスメント めざそう職場の安全・安心」ヨシ!

RKY…リスクアセスメントKY

まとめ:唱和するからには聞いてもらいたい

安全唱和ってネタに困るから、自分で考える立場になりたくないと思います。しかし、大勢の前で話すからには、少しはちゃんと聞いてもらえることを言いたいですよね!

現場は辛いからこそ、一緒に働く人との連帯感も生まれます。せっかくならそれを楽しんじゃいましょう!

おまけ:戦前の安全標語

安全週間って当たり前のように毎年やってきますが、全国的に統一された全国安全週間は、なんと昭和3年(1928年)から開催されていたようです。

中災防のサイトには、当時の安全標語が載っていましたのでご紹介します。

(1929年)昭和4年度 健康は身の為 家の為 國の為

国に報いようとする、当時の日本人の姿が想像できますね!

また、大戦中の標語はいかにも戦時中の雰囲気が伝わってくる、緊迫感があるものになっています。

(1942年)昭和17年度 誓って安全 貫け聖戦

(1943年)昭和18年度 必勝の生産 鉄壁の安全

(1944年)昭和19年度 決戦一路 安全生産

戦時下の日本人は、どういう気持ちで現場に臨んでいたのでしょうか?当時に思いを馳せるのも面白いですね。