自己啓発

安全標語はパクリでいい!簡単作成のヒントと最新の例

工場の安全標語を考えろと言われたものの、こういうのが凄く苦手!

配管現場監督
配管現場監督
なんでもいいからさっさと作りたい!
足場職人
足場職人
どうやったらいい標語ができるの?

読むのが面倒な人。ここからパクってください

現場でおなじみ、安全標語って考えるのめんどくさくいですよね。

何か月かに1回忘れたころにやってくるので、ほぼイチから作らないといけないし…

ならば、この記事からパクってください!

自分で考えたい人も、すべてそろえる必要はありません。色んな標語から、ワードをちょっとづつ組み合わせればいいんです!

結論

色んな標語からちょっとずつ組み合わせる

✅使えるフレーズをスマホにストックしておく

✅5・7・5を意識する

✅韻を踏む(凝りたい方向け)

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安全標語の役割

安全意識の向上

当たり前ですが、危険や事故に対する注意喚起をうながすことが目的です。

作業員に安全を心掛けるよう呼びかけることで、現場として一丸となって取り組める効果があります。

一方で、安全標語が実際に効果があるのか?と疑問に思う方もいるでしょう。

しかし、安全標語の取り組みがなければ、その会社や現場は安全を放棄していると見られかねません。

コンプライアンス的な意味でも、現場と安全標語はセットなんです。

覚えやすい注意喚起

5・7・5などのリズミカルなフレーズが多いため、すぐに覚えやすいという特徴が語感ます。

どんないい言葉であっても、覚えにくければすぐに忘れてしまいますからね。

例えば、「1メートルは一命取る」という言葉は、たとえ1メートルの高さであっても死ぬ可能性があるぞ!という注意喚起です。

このように、語感が良すぎる言葉はずっと覚えていられます。

職場の一体感

全員で唱和することで、現場全体に一体感が生まれます。

みんなが安全を心掛けている中、自分だけ危険な行為をするのはなんだか気が引けますよね?

安全意識がより身に付き、近道行為(面倒な手順を省略して楽な行動すること)を考えにくくなります。なんとなく仲間意識も生まれますよね。

安全衛生標語を作成する際のポイントと例

よく使われるフレーズをストックしておく

良く使われるような定番フレーズを標語に入れれば、何とかそれっぽくなります。例えば、下記のようなものがあります。

●ゼロ災 ●健康安全 ●すこやか ●みんな ●全員 ●家族

●守る ●心掛け ●職場 ●危険 ●ヒヤリハット ●ヒヤリ ●指差呼称

たとえば、この中の語句だけを組み合わせても「指差呼称 守るみんなの 健康安全」といった形に、何となくそれっぽいですよね!

現場監督さんだったら、標語を考える機会は年に3~4回ほどあるのではないでしょうか?

いくつか案を考えておくだけで、一年分くらいのストックになるので、しばらくの間は考えなくて済むので快適ですよ!

5・7・5を意識する(パクリOK)

※この標語はパクリOKです。

どうせやるなら、もう少し凝ったものを作りたい!という方は、5・7・5を意識してみると、カッコ良くて覚えやすい標語が作れます。

例えば、下記の標語を見てみましょう。

・あわてるな ゆるんだ気持ち 事故のもと

・安全帯 命をつなぐ 守り神

・安全と 思った瞬間 危険なり

・近道を するなさせるな 事故フラグ

・プロ意識 たゆまぬ努力で 無災害

・おかしいぞ ストップルックで 危険予知

・「だろう作業」ではなく「かもしれない作業」

すべて5・7・5調ですよね?俳句や短歌のように、5と7の音で区切られた音は耳に残りやすく、このルールを守るだけでそれっぽい言葉が生まれます。

シャレを効かせる

例えば、シャレを効かせるのも手です。こちらもパクリOKなので、適当なものを選んでください。

・掛けるのは 命ではなく フルハーネス

・「まあいっか」 いつか変わるぞ 「参ったに」

・夜間作業 見えにくいので 気を付けナイト

・災害は スマンじゃ済まん! 気を抜くな

韻を踏む

「あわよくば入選できたらな…!」

と思う方は、韻を意識するとより上手な標語が作れます。すごくシンプルに言うと、同じ母音を持つ言葉を繰り返すことで、強弱をつけたりリズミカルにする手法です。

言葉ではわからない方は、下記のワードをご覧ください。

・油断は一瞬、怪我は一生

・42ボルトは死に(42)ボルト ←ド定番なのでパクらないでください

・油断なし 今日も安全な 作業ヨシ

・安全1番 効率2番 3時の休憩気を抜くな!

・危険予知 基本の”キ”だぞ 手を抜くな

声に出すとわかると思いますが、韻を踏むだけで途端にリズミカルになりますよね!

それっぽくするには韻を踏ませることが重要です。

家族の気持ちを考える

「繋ぎ合わせではなく、自分で考えてみたいな~」

って方は、例えば「現場で働く人の家族ならどう思うか?」を考えてみると、ヒントになるかもしれません。

男女平等と言われる世の中ですが、やはり現場でメインの柱となるのはお父さん世代です。

しかし、昨今は現場もジェンダーレス社会になってきており、「お父さん」というワードは入選しにくいかもしれません。

中小建設業特別教育協会の標語集では、「家族」というワードが12個もヒットするので、性別を絞らずに「家族」にとどめるといいと思います。

「家族のために無事に家に帰るための標語」というテーマを決めて、考えてみると心に響くようなものが作れるかもしれません!

既存の標語から組み合わせる

標語集から使えそうな言葉をピックアップして、1語ずつ繋ぎ合わせる手法です。

保温板金屋
保温板金屋
「とにかくパクる以外で、何でもいいので標語を出したい!」

という方は、これだけで十分です。ほとんどの安全標語は2つか3つに区切られていますので、パクリ以外の方法としては、考えるエネルギーを一番使いません

参考サイトを貼っておきますので、標語の提出を求められたときにすぐに見られるよう、ブックマークしておきましょう。

参考:

中央労働災害防止協会

中小建設業特別教育協会 「安全標語」

更に極めたければ

時事ネタを取り入れる

例えば、数年前に「24時間戦えますか?」という昔の流行語がニュースサイトに取り上げられ、話題になりました。そこで時代に合わせて、「今はもう 24時間 戦いません」だったり、時事ネタを取り入れると入賞の可能性がより上がります。

安全標語は、結局現場の基本を言葉にしただけなので、目新しさがないものが多いです。しかし、時事ネタを取り入れられれば、かなり目立つシャレが効いた標語を作ることができます。

ダジャレを使う

先ほど挙げた、「42ボルトは死に(42)ボルト」「1メートルは一命取る」はまさにダジャレです。上手く使えればエッジの聞いた標語が作れます。

ところが、ダジャレを使った安全標語で入選している作品はほぼ皆無です… あくまで自己満足です。同僚を笑わせたい方は考えてみてください…

まとめ

要約

★色んな標語からちょっとずつ組み合わせる

☆使えるフレーズをストックしておく

☆5・7・5を意識する

★韻を踏む

なんでもいいからさっさと作りたい!という方と、どうせ作るなら凝ったものを作りたい!という方両方に向けた方法をご紹介しました。

わたし
わたし
適当に作ればいいと思っていた安全標語だけど、入選にかすりもしなくてちょっぴり悔しかった。

という思い出があったので、この記事を書きました。

現場は大変ですが、辞めた今となっては懐かしい… 現場で働く間しか安全標語を考える機会もないと思うので、せっかくなら楽しんじゃいましょうよ。

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