収支プラスにできるのは上位0.5%以下
こんな甘い言葉を引っ提げて、勧誘してくるネットワークビジネスの会員。
そんな人たちの末路はどうなるのでしょうか?
・人間関係の断絶
・貧乏化、借金
・すさまじい精神的ストレスで病む
ネットワークビジネスの実態は、収支プラスにてきている人は上位0.5%にも満たないです。
今回は、筆者エンキャリ自身の経験をもとに、ネットワークビジネスやってる人の特徴と、その先にある末路についてお伝えします。
ネットワークビジネスの現実を、ぜひ冷静に知っていただければと思います。

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目次
ネットワークビジネス会員の末路

末路その1:人間関係の断絶
ネットワークビジネスをやってる人は、友人や家族との関係に大きなひびが入ります。
世間のイメージは「マルチ商法=悪」なので、良く思う人はまずいません。
さらに消費者庁のページを見ても、マルチの勧誘=被害であることが前提に掛かれています。
リーダーがどんなにいいことを言っても、世間のイメージを覆すことはとてつもなく難しいです。
信頼関係が崩れることにより、人間関係の断絶が起こるという末路です。
末路その2:お金がなくなる【貧乏化】
次に悩むのが、収入が増えるどころか支出が増える点です。
ネットワークビジネスをやってる人は、ほとんどこの問題に直面します。
具体的には、月に3~5万円をねん出しなければなりません。
きちんと活動している場合、どの会社でも同じかそれ以上かかります。
製品代:1万~2万円(団体によっては10万円のノルマ)
交通費:5,000円
セミナー代:5,000円
カフェ代:1万円
→合計3万~5万円
タチの悪い団体の場合、製品代だけで月10万~15万円のノルマを課すところもあります。
「ニュースキンのとある団体」「事業家集団『環境』」
で確認しています。
ノルマを毎月達成するためには、自腹で商品を買い続ける必要が出てくるでしょう。
結果として、貧乏化という末路にたどり着く人も多く見ます。
末路その3:すさまじい精神的ストレスで病む
ネットワークビジネスをやってる人は、常にプレッシャーに追われています。
・断られる怖さ
・自分のダウンラインが脱退することのリスク
・勧誘のクロージング直前で逃げられる恐怖
・マルチというだけで容赦なく浴びせられる罵倒
正直、メンタルが強い人やすぐに復活できる人しか成功できません。
サラリーマンが嫌だからやってみよう!程度の人は、手を出すとやけどします。
それに気づかず続けている人は、そのうち病む末路を辿ります。
エンキャリがやって感じたネットワークビジネスのウソ

フラットな人間関係は作れない
ネットワークビジネスをやってる人は「上下関係のない組織」をよく口にします。
「サラリーマンと違ってフラットだよ!」
仮に、上位タイトルの人と気軽に口を利いたとしましょう。
そのダウンラインが黙っていません。
結局、階層構造になっているので、完全な平等は存在しないのです。
中には「神様」のような扱いを受けているリーダーもいます。
比喩じゃなく本当に神様です。
また、タイトルが低い人に話しかけるとしても、その人に失礼なことをしてしまったら、アップラインが出張ってくる可能性があります。
フラットな関係は、理想論でしかないと感じました。
不労所得にできている人は0.5%以下
ネットワークビジネスをやってる人の中で「完全に働かず収入を得ている人」はごく一部に限られます。
具体的には、年収500万円を超えるレベルからです。
そして、そのタイトルにたどり着ける人は大体0.5%以下しかいません。
・自分のメンバーが離脱する可能性は常にあるから
・活動経費が年間40万~60万掛かるから
・メンバーとのMTGや見込み客とのアポで月数十時間かける必要があるから
もし、勧誘に成功してメンバーを引き入れることが出来ても、離脱されるリスクは常に付きまといます。
また、実際はサラリーマン以上の収入がないと満足に生活できません。
活動経費が余計にかかるからです。
さらに、本気でビジネスをやるつもりなら、月10時間~40時間は勧誘に割く必要があります。
さて、この事実を知って、不労所得と言えるでしょうか?
都合の悪い情報を隠す
ネットワークビジネスをやってる人は、良い話ばかり強調し都合の悪いことは語りません。
・メンバー離脱のリスクを教えない
・特商法のグレーゾーンを突いていることに触れない
・1次情報を教えない
まず、離脱したメンバーのことについてほとんど触れません。
そりゃそうです。メンバー離脱について触れたら、そのほかのメンバーがビジネスに疑問を持ち始めてしまいます。
また、特定商取引法に反していることをさせる割に、法的にグレーであることを教えてくれません。
例えば、「勧誘の際に会社名を教えない」などです。
最後に、1次情報が手に入りません。
「この製品は世界No.1だ!」
「飲めば抗酸化効果がある!」
と言われてもエビデンスがないんです。
ネットワークビジネスあるあるですが、アップラインの話を鵜呑みにするしかないんです。
エンキャリがネットワークビジネスをオススメしない理由

20年で市場規模が半減しているから
ネットワークビジネス業界自体、成長が見込めないからです。
市場規模はこの20年で約半分になりました。
例えば、全盛期には約2,000億円の売上を誇った日本アムウェイは、今や800億円にまで激減しています。
上位0.5%しか稼げないのはビジネスとしてどうなの?
やってる人のうち、本当に利益を出しているのは上位0.5%以下に限られます。
下の表は、MLM業界9位のナチュラリープラスの報酬内訳です(2025年時点)。

2014年当時、17万人の会員がいました。
しかし、平均年収300万円を超えるのはたった886人と、上位0.5%しかいないのです。
アムウェイも例外ではありません。
2023年には、年収1,500万円レベルのファウンダーズ・エメラルド会員が、資金繰りに困り窃盗を犯すほどです。
確率的に考えても、99%以上は期待していた結果にたどり着けません。
それをビジネスと呼ぶには、あまりにも成功の門が狭すぎると感じます。
法律のグレーゾーンを突っ走ることになるから
ネットワークビジネスは、法律的にグレーな領域で成り立っていることが多いです。
・会社名を最初から伝えない
・断られた相手に何回も接触する
・「病気が良くなる」と明言してしまう
特定商取引法と薬機法に違反していますが、あいまいな点を残すことで何とか逃れています。
ネットワークビジネスの問題

新規参入者は不利
やってる人の中で特に厳しい立場に置かれるのが、新しく始めたばかりの人たちです。
実際に、年収1億レベルの人は、会社創立初期の段階からやっている人がほとんどです。
新しくやろうとしても、すでにネットワークビジネスの悪評は世に知れ渡ってしまっています。
この構造では、やってる人全員が成功できる未来はとても描けません。
グループを抜けにくい
ネットワークビジネスをやってる人は、グループへの強い帰属意識を持っています。
関係が濃くなるほど抜けづらいんです。
やめようとするとすごく心配されたり、引き留められたりすることも珍しくないです。
会社と違い、ダウンラインはお客さんでもあるからです。
結果が出せていなくてもいてもらった方がいいんです。
それがビジネスではなく「抜けられない人間関係」になっているのが恐ろしいところです。
私が見てきたネットワークビジネスで成功した人のタイプ

ネットワークビジネスで成功する人に凡人はいません。
大体の人が、それなりのスペックを持っています。
元から容姿がいい女性
…元ダンサー、モデル、劇団員
元から生まれがいい
…親が大手タイヤメーカーの役員、インターナショナルスクール出身、長期海外留学経験者
元経営者
…書店、呉服屋
サラリーマンでも超優秀な人
…外資系保険会社のトップセールス、年収1,000万の保険営業マン
大手雑誌編集者、氷河期に〇士通に入社した人
その他:
お金へのモチベーションが異常に高い人、ネットワークビジネスに最初から抵抗がない人
ネットワークビジネスをやってる人の中で、成功した人に凡人はいません。
元々容姿が求められる芸能界にいた人だったり、サラリーマンでもかなり優秀な人が多いです。
その他、お金へのモチベーションが異常に高い人と、MLMに最初から抵抗がない人が成功しています。
これ、ネットワークビジネスをやってる人かも
「久しぶり!元気?何してるの」と突然連絡をよこす人
やたらテンションが高く、仕事の話を聞き出してくる人(女性に多い)
「不労所得」「夢リスト」「金持ち父さん貧乏父さん」「自由」と発言する人
特に、不労所得、夢などと言ってくる人がいたら、要注意です。
まとめ:成功できるのは1万人のうち50人のみ

ネットワークビジネスは、やってる人の99%以上が損をします。
女性が多く活躍しているように見えても、その先の末路は決して甘くないのが現実です。
やってる人にとっては夢や希望が詰まった世界でも、数字は冷酷です。
1万人のうち50人だけが成功するこの仕組みを、ビジネスとして見るべきです。
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