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お辞儀ハンコは気持ち悪い!!超くだらないマナーは実在した!?

「お辞儀ハンコ」の文化を知らずにハンコをまっすぐ押してしまい、上司に怒られた!っていう経験ありませんか?

そういう会社だと、周りがみんなハンコを斜めに押していたりするから、「自分がおかしいのか?」ってつい思いがちです。しかし、今の時代にそんなことにこだわる組織は、はっきり言って気持ち悪いです。

押印文化が過去のものになりつつある今、ハンコにこだわるのは完全に時代遅れです!ハンコの押し方以外にも、相手に敬意を表す方法はいくらでもあります。

確かに、ハンコを重視する会社では大事なことではありますが、そんな組織は今や絶滅危惧種です。社会で必ず求められる考え方ではありません

結論

・お辞儀ハンコの文化は現在では限定的

・しかし、ごく一部にこだわる人もいるので注意が必要

・耐えられれば耐える。耐えられなければ逃げる選択肢を持つ

お辞儀ハンコとは

「お辞儀ハンコ」とは、印鑑を押す際に、上司の押印欄に向けて少し傾けて押すことを指します。本来はまっすぐ押すべき印鑑ですが、少し傾くことで「お辞儀」をしているように見えることから、この名前が付いたようです。

どうして使われるようになったのか?

印鑑が日本社会で重要な役割を果たしている中で、丁寧さや誠意を表すための一種のマナーとして、いつしかビジネスシーンで意識されるようになりました。押印文化全盛期の昭和の時代では、今よりももっとスタンダードであったことでしょう。

「お辞儀ハンコ」はマナーなのか?

「お辞儀ハンコ」がマナーとされる背景には、日本の礼儀文化が影響しています。立場の上の人を立てる意味があり、少し傾けて押すことで「丁寧さ」や「謙虚さ」をあらわします。

特にビジネスシーンでは、上司へ敬意をあらわすことが求められるため、定着したのではないでしょうか。ただし、このマナーはデジタル時代において形骸化しており、あくまで一部の業界や職場で見られる限定的な文化です。

一般人のお辞儀ハンコに関する意見

とはいえ「お辞儀ハンコ」に対する意見は賛否両論あるようです。

「そんな些細なことにこだわるのは無駄!」

「こんなルールまであるのは気持ち悪い!」

「いや、相手に対する敬意をあらわすためには当たり前だろ!」

この文化がどれだけ広く受け入れられているかは、その職場や業界にもよりますが、お辞儀派の会社に入社してしまった場合は、きちんとルールに従わないと上司に嫌われる一方でしょう。

印鑑の正しい押し方とは

本当の印鑑の押し方は、印影をできるだけまっすぐに押すことです。特に、公式文書や契約書では、まっすぐに押すことが基本です。

しかし、まっすぐ押すことを良く思わない人も稀にいますので、そんな人の部下になったらおとなしく従っておきましょう。心の中では「気持ち悪い!」と思っていてもいいので、無駄に角を立てずに過ごすことができます。

お辞儀ハンコは限定的なマナーである

現代では「お辞儀ハンコ」がマナーとされる場面は非常に限られていますが、日本超伝統企業や一部の職場では、このマナーが残っているようです。

しかし、私が勤めた創業100年企業では、押印文化の名残はあったものの、お辞儀させずとも叱られることは全くありませんでした。お辞儀にこだわるのは一部の業界や会社であり、社会を見渡した時に、「お辞儀ハンコ」にそこまでの重要性があるとは言えません。

官公庁でさえ、2020年代から押印省略の動きが活発になっており、印鑑が活躍する場面が極めて少なくなりつつあります。したがって、「お辞儀ハンコ」が広く認識されているわけではなく、特定の場所や人々に限定された慣習といえます。

「お辞儀ハンコ」は超しょうもないが、逆らってはならない

「お辞儀ハンコ」は「超しょうもな!」と思えるマナーかもしれませんが、印鑑の押し方だけで自分が否定されたと思ってしまう方も確かにいます。

お辞儀にこだわる人がいる環境で、あえて「お辞儀」しない押し方をすることは、その人にとっては反抗とも取れるため、不快感を与えてしまう可能性があります。

特に役員クラスの人がこの文化を重視している場合、人事査定や評価にまで悪影響を及ぼすリスクが伴いますので、わざわざお偉いさんの意に背くメリットはまったくありません。

そのため、相手や状況をよく見極めて、お辞儀させるかどうかを考えることが重要です

まとめ

要約

・お辞儀ハンコの文化は現在では限定的

・しかし、ごく一部にこだわる人もいるので注意が必要

・耐えられれば耐える。耐えられなければ逃げる選択肢を持つ

やはり、生産性向上が叫ばれる世の中に逆行して、ハンコという儀式にこだわる会社は、ほぼ間違いなく生産性が低いと考えられます。

今の20~30代の方の価値観だと、無駄なことは極力したくないのではないでしょうか?私は、全く意味のない、生産性のない作業は苦痛でたまりません。

もし、その環境で耐える価値があるのなら続けてもよいと思いますが、ずっとくすぶっているよりかは環境を変えるという選択肢を持っておいてもよいかもしれません。

もし、お辞儀ハンコ文化の会社に入社してしまった場合は、自分の価値観と相談しながら、キャリアの方向性を決めていきましょう。