「サボる人の尻拭いばっかりさせられて迷惑!」
時間稼ぎだけはうまく、関係ない他の人の手伝いばっかりしているような人。本当に迷惑ですよね。
そういう人の末路は結局どうなるのでしょうか?
仕事をサボり続けている人は、キャリアの選択肢を失います。サボりを続けるほど選択肢が狭まっていきます。
サボるということは、成長の機会を自ら捨てているからです。
真面目に取り組んでいる人とサボる人とでは、10年後に取り返せない程の差ができます。
・昇進、昇給の選択肢を失う
・上司に助けてもらう機会を失う
・転職の選択肢を失う
「なんでこの人サボってるのに誰も何も言わないの?」と思うかもしれません。でも、口には出さないだけで、見てる人はきちんと見ています。
サボりの影響は、1年や2年では大きな違いにはなりません。しかし、5年10年単位で見ると、目に見えて差が出ます。
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仕事をサボる人の末路8選
仕事を与えてもらえなくなる
仕事をサボり続けると、次第に仕事を任されなくなります。
当然ながら上司や同僚の信頼を失うからです。サボるような人に仕事は与えられません。
仕事を任されないということは、会社員としての存在価値を失うことと同じです。
「最近新しい仕事が回ってこないな」と思ったときには手遅れです。すでに転勤、リストラ候補に入っている可能性があります。
スキルがつかず、業務内容に対応できなくなる
仕事を避け続ければ、担当する業務内容に対応できなくなります。
本来得られていたはずのスキルが身に付かないからです。
1度や2度ならいいかもしれません。しかし、それが5年10年と続いた場合どうなるでしょうか。もう誤魔化すしかなくなります。
考えられるのは、年上&先輩という立場を利用して後輩にやらせることでしょうか?経験上、技術職タイプに多い気がします。(職人、エンジニアなど)
昇給・昇進が遠のく
当然のことながら、仕事をサボる人が昇給や昇進を果たすのは難しいです。
会社は責任感を持って努力を惜しまない人材を重視するからです。
大きな組織なら目立たないかもしれません。しかし、組織が小さい中小企業はサボりが経営者の目に留まりやすいです。
すぐには何も言われないかもしれません。しかし、人事評価の責任者は個人の働きをほぼ間違いなく見ています。
社内で浮いてしまい、居心地が悪くなる
サボりを周りに認知されることで、社内での居心地が悪くなります。
職場でサボる行為は、周囲の目にも分かりやすく映ります。ちゃんと仕事をしている人から見たら、うっとうしくて迷惑なので。
同僚から距離を置かれ、社内で孤立することもあります。
同僚や上司との人間関係が悪化する
サボる行為が続けば、同僚や上司との人間関係が悪くなります。
他のメンバーに負担が掛かることになるからです。足を引っ張る人に対して好感を持つ人はいません。
周囲からの当たりが強くなり、働きにくい環境が生まれます。それだけでなく、いざというときに味方になってくれる人を失うことにもなります。
サボり癖がつく
一度サボることを覚えると、習慣化して「サボり癖」がつくこともあります。
サボりのうまみが大きいほど、またサボりたくなるからです。しかし、サボりのメリットは短期的なものにすぎません。
サボることで後々失うものの方が多いです。
転職ができなくなる
年単位でサボり続けると、転職が難しくなります。
・転職に必要なスキルや経験を身に付けられない
・サボりが心地よくなり、キャリアアップのモチベーションを失う
・会社での実績を積めない
サボる人は今の会社が一生安泰だと思っているのかもしれません。しかし、もし5年、10年後に会社の業績が傾いたらどうなるでしょうか?
自己研鑽を怠った人を、今まで以上の待遇で受け入れてくれる会社は少ないでしょう。
クビや転勤のリスクが高まる
会社側としても、サボる社員を維持することは困難です。
人件費と社会保険料を食いつぶす社員はお荷物でしかないからです。
2019年5月、当時トヨタの社長である豊田章男氏がこんなことを述べました。
”トヨタ自動車の豊田章男社長の終身雇用に関する発言が話題を呼んでいる。13日の日本自動車工業会の会長会見で「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」と述べた。”
「終身雇用難しい」トヨタ社長発言でパンドラの箱開くか 日経ビジネス 2019年
日本一の自動車メーカーであるトヨタでさえ、雇用を守ることが難しい状況に陥っています。
【因果応報】仕事をサボる人に起こること
仕事をサボると、その場では楽に感じるかもしれません。しかし、長期的には悪影響が積み重なり、自分に跳ね返ってくることが多いです。ここでは、仕事をサボることで実際に起こり得る「因果応報」の例を紹介します。
いじめられる
サボり続けると、その人をいじめる人が出てきます。
「仕事をしていない」人にストレスをぶつけたがる人が一定数いるからです。
良いか悪いかは別にして、相手にいじめる口実を与えることになります。
私が3社経験した中でも、忙しい職場ほどその傾向が強いように感じました。
孤立したり、陰口を言われたりすることも少なくありません。場合によっては職場いじめの対象となり、非常につらい思いをするでしょう。
信用がなくなり相手にされなくなる
仕事をサボり続けると、信用を失い相手にされなくなります。
私なら、足を引っ張る人の相手をしたくはありません。酷ければ、会社の飲み会から外される場合もあると思います。
・自分のモチベーションが下がるから
・視界にさえ入れたくないから
最終的に、人間関係の輪から外されてもおかしくありません。
人生が楽しくなくなる
サボりは楽ですが人生のやりがいを失います。達成感、成長感を感じることができないからです。
仕事は人生において大きな割合を占めます。給料は出るかもしれませんが、仕事をせずに会社にいる意味はあるでしょうか?
私は意図的なサボりではありませんが、2社目の会社で本当に仕事が薄い期間がありました。朝来て仕事を始めて、昼前には仕事が終わってしまうような状況です。午後はサボりと同じような状況でした。
一見うらやましいように見えるかもしれません。しかし、楽ではありますが全然楽しくないんです。
・エネルギーを消費しないため、ご飯がおいしく感じない
・暇すぎてこのままでいいのかな?という漠然とした不安に襲われる
・仕事の経験が積めなさ過ぎて焦る
サボることで一時的な快楽を得られても、長い目で見ると虚無感が積もりやすくなります。
会社が潰れたとき・クビになったときに何もできなくなる
もし会社が倒産したり会社をクビになった場合に、新しい仕事を見つけるのが難しくなります。
サボり続けている人は、キャリアアップやキャリアチェンジの準備ができていないからです。
自分には今何ができるか?
今以上の年収や待遇を得るためにはどうすればいいか?
準備ができていない状況で転職を余儀なくされるので、今以上の待遇の会社を探すことが難しくなります。
仕事をサボる人にありがちな特徴
もしサボりたくなったら
目に見える成果物を出す
短時間で終わる小さなタスクや、成果が分かりやすい作業に集中して取り組んでみましょう。目に見える成果が出ると達成感が得られ、仕事へのモチベーションが少しずつ回復します。小さな成功体験の積み重ねで、気持ちの切り替えができることも多いです。
トイレ休憩を多めに、長めに取る
席を離れることで気分転換になるので、リフレッシュのために少し長めにトイレ休憩を取ってみましょう。特に疲れを感じている時は、仕事の手を一旦止めて、心身をリラックスさせることが大切です。
仕事しているアピールをする
軽いタスクに取り組んだり、机の上を整理したりして、「仕事をしているアピール」をするのも気分転換になります。目立たないタスクに取り組んでいるうちに、自然と集中力が戻ってくることもあります。
外出する
気分が乗らない時は、ちょっとした用事や外出をすることでリフレッシュしましょう。外の空気を吸うと気持ちも切り替わり、帰ってきた後に集中力が回復することが多いです。
サボる人にイライラした時の回避法
放置する
サボる人に関しては、あえて気にしないというのも一つの方法です。イライラすることにエネルギーを使うより、自分の仕事に集中してスキルアップや成果を出すほうが、最終的にはプラスにつながります。
反面教師にする
サボる人を「自分はこうならないようにしよう」と反面教師にすることで、逆に自分の仕事への姿勢を見直すきっかけにしましょう。「自分の成長に集中する」という視点を持つと、周りの影響を受けにくくなります。
上司に報告する
サボっている同僚が業務に影響を与えている場合は、上司に報告するのも有効です。感情的に告げ口をするのではなく、「業務が滞っている」「自分の仕事にも影響が出ている」など、具体的な事実を伝えることで、適切な対応をしてもらえる可能性が高まります。
本人に直接注意する
信頼関係がある場合や、自分の立場的に許される範囲であれば、本人に軽く注意することも一つの方法です。「ここでこうしてほしい」など、明確な要望を伝えると、相手も自分の行動に気づきやすくなります。
転職を検討する
サボる人が多い職場環境がストレスの大きな原因である場合、思い切って転職を考えるのも一つの選択肢です。自分に合った職場や人間関係の中で働くことで、ストレスを減らし、充実感のあるキャリアを築くことができるかもしれません。
精神的に疲れて仕事をサボりたいと連絡する際に気を付けるべきこと
無断欠勤はしない・なるべく直属の上司に電話で連絡する
どんな理由であれ、無断で欠勤することは避けましょう。可能であれば、直属の上司に電話で連絡を入れると誠意が伝わりやすいです。直接話すことで、休む理由についてもより理解を得やすくなります。
引継ぎ事項はきちんと共有する
急な休みが発生する場合、可能な範囲で引継ぎ事項を共有しましょう。プロジェクトの進捗や担当している業務について、上司や同僚にメモやメールで伝えると、周囲も対応しやすくなります。事前に共有しておくことで、業務への影響を最小限に抑えることができます。
仕事を休む理由や、いつ頃復帰できそうかをきちんと伝える
休む理由や復帰の見込みについても、簡潔に伝えるようにしましょう。「精神的に疲れてしまっているため、数日休ませてください」などと明確に伝えることで、上司も状況を理解しやすくなります。復帰の見込みについても、可能な範囲で伝えると、業務調整がしやすくなります。
復帰した際はきちんとお礼をする
休み明けには、上司や同僚にお礼を伝えることを忘れずに。職場にサポートしてもらった感謝を示すことで、信頼関係が保たれ、今後も支え合える環境を築きやすくなります。
SNSで発信はしないようにする
休んでいる間、SNSでの発信は控えるのが無難です。休んでいることが周囲に伝わると、誤解を招いたり、悪意のある目で見られる可能性もあるため、職場に関する内容や私生活については慎重に扱いましょう。
仕事をサボるほどモチベーションがない状態で: 向いていない・合わない仕事を続けた結果
起こること
メンタルヘルスになる・自己肯定感が下がる
仕事のモチベーションが上がらず、スキルが身に付かない
パフォーマンスが悪くなる・成果を出せなくなる
職場での人間関係が悪化する
プライベートを楽しめなくなる
時間を浪費してしまい、転職市場における自身の価値も下がる